チュートリアルの徳井義実さんが国税に所得隠しと申告漏れを指摘されました。
徳井さんは吉本興業に所属していますが、自ら法人である「株式会社チューリップ」を設立しており、給料は株式会社チューリップからもらう形となっています。
税理士さんがいながらなぜこのようなことになったのか不思議に思っていましたが、その理由がわかりましたのでご紹介します。
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徳井義実と税理士の関係
徳井義実さんが国税に所得隠しと申告漏れを指摘されたわけですが、冒頭にお伝えしたように通常税理士さんがいればこのようなことにはならないはずです。
それなのに、なぜこの様な事態に陥ったのかを考える上で、徳井義実さんと税理士さんの関係(契約)を確認する必要があります。
通常、税理士さんとの契約というと次のような形態が考えられます。
- 年間契約
- 月契約
- 都度契約
例えば、年間契約の場合や月契約の場合は、最低でも月に一回は税理士さんが経理の内容を確認するはずです。
特に、徳井義実さんが設立した会社は株式会社であり法人ですので、個人事務所とは違います。
決算書をきちっと作成する必要があります。
しかし、経理上の取引が多い上、経理業務に詳しくない徳井さんが作成することは困難でしょう。
そうなると、経理業務を担当する人を雇うことが必要になりますね。
実態はというと、徳井さんの会社には経理担当者はいなかったのです。
必然的に、必要な処理は税理士さんにお願いしなければなりません。
しかし、しかしです。
徳井さんは税理士さんとは確定申告の時だけの都度契約となっていたようです。
しかも、所得隠しの疑いをかけられている件に関しては、3年間が対象となっていますが、この間は契約の依頼すらしていないことがわかりました。
本日のバイキングで語られていました。
出典:バイキング(2019年10月24日)
税理士さんの責任はない
ここまでお伝えした通り、徳井義実さんと税理士さんとは確定申告の時だけ契約する契約形態であり、所得の未申告の3年間は「契約していないので税理士さんへの報酬もなし」です。
このような状況なら、税理士さんには何の責任もありませんね。
まとめ
徳井さんが所得隠しと申告漏れがあったと聞いた時、税理士さんは何をしていたのだろうと疑問でした。
しかし、実際は徳井さんと税理士さんの間に契約がないのであれば仕方ないですね。
税理士さんからすると、契約の話しが無いということは、他の税理士さんと契約したと考えても不思議ではないですからね。
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