トレース壇浩輝(千原ジュニア)が怖い!真野礼二(錦戸亮)の過去との関係【ネタバレ注意】

月9の新ドラマトレースが始まりました。

第一話が放送されたわけですが、目立った人物といえば、主役の錦戸亮演じる「真野礼二」と船越英一郎演じる刑事「虎丸良平」なのではないでしょうか?

 

しかし、このドラマで注目すべき人物は違う人物です。

 

その人物こそ千原ジュニア演じる「壇浩輝」です。

 

第一話で描かれなかった真野礼二の過去と壇浩輝は大きく関係しているようなのです。

 

原作でもトレースは連載中ですので、この記事では第二話以降の参考となる真野礼二(錦戸亮)の過去と壇浩輝(千原ジュニア)の関係についてご紹介します。

 

まずは、壇浩輝の怖さは真野礼二の過去と大きく関係していますので、真野礼二(錦戸亮)の過去から確認してみましょう。

真野礼二(錦戸亮)の過去

 

真野礼二について、フジテレビのホームページでも紹介されていますが、過去についての記述はありません。

 

しかし原作では、物語の最初に真野礼二(錦戸亮)の過去(の体験)が紹介されているのです。

 

なぜなら、トレースという物語をすすめる上では最初に語る必要があるからです。

 

そして、この真野礼二(錦戸亮)の過去に壇浩輝(千原ジュニア)が関係していることを匂わせています。

 

ここからは、真野礼二の過去についてお伝えします。

真野礼二の23年前の記憶

真野礼二は23年前とんでもない壮絶な場面を目撃します。

 

真野礼二が小学校から帰宅したときのことです。

 

いつものように家のドアを開け、家に入ると血の海

 

なんと、『両親と姉が惨殺されていた』のです。

 

そして、その現場に警察官として一番乗りしたのが船越英一郎さん演じる「虎丸良平だったのです。

 

真野礼二は虎丸良平のことを覚えていますが、虎丸良平は小学生だった真野礼二のことは覚えていないようです。

 

ここまでは、真野礼二(錦戸亮)の過去に壇浩輝(千原ジュニア)は登場していません。

 

しかし、大きく関係しているのです。

 

次は、真野礼二と壇浩輝の関係についてお伝えします。

真野礼二と壇浩輝の関係

 

トレースの相関図を見ると、壇浩輝から真野礼二に向かって矢印が引かれています。

 

しかし、どのような関係かは記されていません。

 

それだけで、『重要人物』だと言っているようなものでしょう。

 

原作でも明確には真野礼二と壇浩輝の関係について描かれていません。

 

ただ、原作を読む中でおぼろげながら壇浩輝という人物がどのような人物で真野礼二と関係していることがわかってきますし、ドラマでも一瞬だけ回想シーンが流れました。

それは、「真野礼二の家族が惨殺されたことと関係があるのでは?」ということです。

 

原作でも、壇浩輝が犯人のひとりだと断定できるところまで進んでいませんが、第2巻の冒頭の第5話で真野礼二真野礼二が刑事の虎丸に23年前に発生した真野礼二の両親と姉が惨殺された犯行現場に連れてこられます。

そこで、虎丸はその時の生き残りの子供が真野礼二だと気づきます。

 

そして、第10話では真野礼二が公園のベンチで寝ている時に23年前の事件の夢を見ます。そして、その後の展開で3人の名前が登場します。

 

その3人の一人が「壇浩輝」なのです。

 

「壇浩輝」を含めた3人(佐保優作、壇浩輝、新妻大介)は、真野礼二の兄をいじめていた人物だったのです。そして、真野礼二の兄をそそのかして真野礼二の姉である仁美を体育館倉庫に呼び出し3人は暴行を働き姉は妊娠します。

 

その後、「新妻大介」が殺されます。

 

そして、刑事部長として「壇浩輝」が登場し、父親が現在の法務大臣で23年前の事件の時は警視総監だったことが明らかになります。

 

怪しさしか感じられませんね。

 

壇浩輝が史上最年少の刑事部長として物語に登場し、不敵な笑みを浮かべている姿は怖いです。

また、「謎の人物」として扱われていることで、仮設ではあるものの「被害者家族の真野礼二と容疑者のひとりが壇浩輝」という関係が推測できます。

 

壇浩輝の正体

 

ついに、本日のトレース最終回で壇浩輝の正体が明らかになりました。

壇浩輝が刑事部長として科捜研にやってきた時から怪しさ満点でした。

そして、自らDNA鑑定のネタを提供するという行動にでて、DNA鑑定の結果シロとなります。

そりゃ、そうで真野礼二の姉のお腹の子の父親は壇浩輝ではなく、真野礼二の姉の不倫相手早川先生だったのですから。

これだけだと、意味がわからないかもしれませんが、真野礼二の姉は早川先生との子を宿したあと、早川先生と別れたし返しを壇浩輝に依頼していたのです。

更にいうと、壇浩輝は真野礼二の兄の明るい姿が気に入らず、同級生に真野礼二をイジメるよう命じていたのです。

 

要するに、すべての首謀者は壇浩輝であったということです。

 

生まれ持ったサイコパスであったということでしょう。

 

 

おわりに

 

原作でも明確には真野礼二と壇浩輝の関係については明らかにされていません。

しかし、本文でも書いた通り、「被害者家族の真野礼二と容疑者のひとりが壇浩輝」という関係は推測できます。

刑事部長という立場を利用して事件を隠蔽する方向に進むようにも感じます。

最後の最後で、真野礼二と壇浩輝の関係が明らかになりましたね。

そして、気持ち悪さ全開の壇浩輝演じる千原ジュニアさん。

 

良いキャスティングだったのではないでしょうか。

でも、あれだけ力強く何度も包丁で刺された壇浩輝が死んでいないのが意味不明です。