2018年6月18日、大阪符北部を震源地とする大きな地震が発生しました。
震度は一番強いところで「震度6弱」で、広範囲で「震度5」以上の地震となっています。
地震に伴い、ガスが使えない所も多くなっていますが、ガスの復旧方法についてご紹介します。
ガスが使えなくなる理由
地震が発生すると必ずしもガスが使えなくなるわけではありません。
ガスが使えなくなるのは地震でも「震度5以上」の時です。
ガスは火災に直結するライフラインです。
電気も同じで、電線に亀裂が生じた場合ガス漏れが発生すると大災害に繋がります。
よって、大阪ガスや東京ガスなどガス会社では震度5以上の大規模地震が発生した場合には自動的にガスの供給を停止しているのです。
このガスの供給を停止するのが「マイコンメーター」です。
お家の外に設置されているガスの使用量を計測している装置です。
この装置がガス会社と連携を取り、ガスの供給を停止するのです。
ガス会社としては、安全を確認できればガスの使用を再開するのですが、全ての確認を行うには時間がかかります。
その時、安全を確認しつつ、個人で復旧する方法があります。
ガスを復旧する方法
下記の画像をご覧くください。
下記の順番で復旧します。
- 全てのガス栓を閉じ、ガス漏れがないか確認してください。
- 「表示ランプ」を確認してください。正常時は表示ランプは消えていますので、点灯または点滅してる場合は安全装置が働いている状況です。
- 「復帰ボタン」をこれ以上押せないところまで押し3秒ほどその状態でいます。すると、「表示ランプ」が点滅に変わりますので、3分ほど待ちます。この3秒間でガス漏れ確認を行っています。「復帰ボタン」については、キャップが被せてあるものもありますので、その場合はキャップを外してボタンを押してください。
- 「表示ランプ」が消えれば復旧完了です。もし、点滅が止まない場合は、ガス栓の閉め忘れなど確認して、上記の手順を再度実行してください。
まとめ
今回、私自身が地震でガスが止まる経験をしました。その時、今回ご紹介した内容で復旧しましたのでシェアさせて頂きました。
ガスの復旧は重要ですが、ガス漏れが発生したり、電線が切れている場合などは2時災害に繋がりますので十分注意して復旧作業を行ってください。