【大阪地震】ブロック塀倒壊による9歳女児死亡の原因は人災かもしれない3つの理由!

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本日、大阪府北部で発生した地震において、高槻市の小学校に通う9歳の女児が亡くなられました。

朝、家を出て学校に到着間近で亡くなられ親御さんの悲しみは計り知れません。

ご冥福をお祈りします。

この事故の報道を見ていて気になったことがありますので、述べたいと思います。

事故の経緯

本日の地震で9歳の女児が亡くなられたわけですが、死亡原因はプールの側壁のブロック塀が倒壊し、その壁が女児に倒れかかり圧死となりました。この倒壊した壁はジャッキを使っても上がらないような重量だったとのことです。

ブロック塀の長さは1.6mですが、ブロック塀の下にはもともと基礎となる1.9mの壁がありましたので、全体の高さは3.5mということになります。

今回倒壊したのは1.6mのブロック塀の部分で、幅は30mに渡りブロック塀が倒壊しました。

このブロック塀はプールを作ったときにはなく、あとから外からプールが見えないようにする目的で増築されたとのことです。

 

ブロック塀倒壊が人災である可能性が高い理由

本日、「ブロック塀倒壊」について高槻市長が記者会見を開きました。

市長によると「3年に一回点検をしていた」と述べましたが、何を基準に点検をしていたのか気になるところです。

 

以前からブロック塀の問題は指摘されていた

なぜなら、今回問題となっているブロック塀については、これまで地震が発生するたびに全国的にも問題なっていたからです。

 

ブロック塀が倒壊した画像をみてびっくりしたのは、30mの幅に一枚の板が一斉に倒れたと感じられれる点です。

複数のブロックがつなぎ合わされて壁が作られていますが、ひとつひとつのブロックは外れることなく一枚の壁となって倒壊しているです。

そして、もともとあった壁とブロック塀の間は良くみないとわからない程度の鉄筋しか見えない点です。

ブロックが壁の形を崩していなのは、ブロックの内部に鉄筋が十字で組み上げられコンクリートで固めているからだと考えられます。

しかし、一番の問題点は、もともとあった壁とブロック塀の接続が安易に行われていたことです。

このような構造であるのは予めわかっていたはずです。

しかし、このような状況であるにも関わらず、「3年に1回の点検では問題なし」とされていたのです。

控え壁がない

また、ブロック塀が倒れないために設置される「控え壁」が無いのも誰がみてもわかる状況です。

この作り方は法令に遵守していないとの専門家の意見があるほどです。

この事実をみすみす見逃してきたのであれば立派な人災なのではないでしょうか?

【追記】

本日の高槻市が倒壊したブロック塀は違法建築だったことを明らかにしました。もともとあった壁とブロック塀を固定する設備の不備を認めました。(出典:共同通信)

文部科学省の補助金対象でないという問題点

ここ20年あまりで大きな地震が何度も発生していることで、学校の耐震化も進められてきました。

国としても文部科学省が補助金を出すなどもしています。

しかし、今回の事故につながったブロック塀やフェンスなどは補助金の対象となっていません。

ということは、文部科学省は「ブロック塀が倒れることはない」と判断したことになります。

ただ、ブロック塀倒壊の危険性については全国的にも問題になっていたことは知っていると思わ得れるため、文部科学省が知らないとは言えないでしょう。

 

予算が限られているとはいえ、大きな重量のあるブロック塀は日本全国多く残っています。

今後、同じような悲劇を招かないためには、ブロック塀や類似するものを洗い出し、補助金を出すなど対応する必要があるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回、ブロック塀が倒壊したことで9歳の女の子が亡くなられました。

地震は自然災害ですが、ブロック塀倒壊は決して自然災害とは言えません。

いくら対策を行っていても抜けている部分があると無いも同然になってしまいます。

今後の教訓にして頂きたいものです。

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