夏血栓と熱中症の症状と違い・見分け方・予防法!

ノウハウ

2018年の夏は例年と比べても暑い夏となっています。

7月10日以降は全国的に35度以上の真夏日が続いています。

このような暑い日が続くと熱中症で病院に搬送される人が増えますが、熱中症と同じような症状を起こす怖い夏血栓への注意が必要です。

とはいっても、「熱中症」と「夏血栓」がどの部分が同じで、何が違うのか。

また、「熱中症」と「夏血栓」はどのようにして見分ければ良いのか、どのようにして予防すれば良いのかについてはわからないとう方も多いと思いますのでご紹介したいと思います。

 

熱中症とは

熱中症は、体温調節が乱れることで体内の熱がうまく体外に放出されないことで引き起こされる不調のことです。

体内に熱がこもることで次のような症状を引き起こします。

  • めまい
  • 失神
  • 筋肉痛
  • 筋肉硬直
  • 大量発汗
  • 頭痛
  • 不快感
  • 吐き気嘔吐
  • 倦怠感
  • 虚脱感
  • 意識障害
  • けいれん
  • 手足の運動障害
  • 高体温

 

なぜ体内に熱がこもるのか

通常人間の体は体内温度を一定に保つために体温調整機能が備わっています。

汗をかいたり、暑いと毛穴を開き、寒いと毛穴が閉じるのも体温調整機能のひとつです。

体温調整機能は自律神経の働きによって行われていますが、あまりにも暑い状態が続くと自律神経の働きが乱れて、正常な体温調整が行われなくなります。

特に、年齢が高い高年齢層は体温調整機能が衰えており、年齢が低い乳幼児は体温調整機能が未熟なため体温調整が正常に働かないことが多い傾向にあります。

ニュースでも熱中症で病院に搬送されるのが高齢者に多いのはこのことが影響しています。

 

熱中症対策

熱中症対策としては、

涼しいところに移動して体温を下げることが重要です。

屋外の暑い環境に居た場合には日陰や冷房で適温になった部屋に移動することが基本となります。

その上で、水分と塩分を摂り入れることが重要です。

スポーツドリンクは失われた水分を補うためのものなのでおすすめです。

 

もし、意識障害が起きたり、けいれんしたり、手足が思うように動かない場合は病院への搬送が必要です。

 

熱中症の予防

熱中症の基本的な予防方は「体温が上がらない環境」と「水分補給」です。

熱中症は、炎天下の屋外や室温の高い室内など、体温が高くなる環境が大きく影響しています。

よって、「エアコンの効いた部屋で過ごしたり」、「こまめに水分補給」することが重要です。

水分については、体温調整のところでもお伝えしましたが高齢者や乳幼児は体温調整がうまく出来ませんので喉が乾いていなくても水分を摂ることが必要です。

 

次は、熱中症と良く似た症状だけど恐ろしい「夏血栓」についてご紹介します。

 

夏血栓とは

夏血栓の前に、「血栓」を説明することからはじめましょう。

 

「血栓」とは、血液が固まって血管を塞ぐことです。

 

血栓が出来る原因にはいろいろありますが、「夏血栓」という場合は、夏の暑い季節に起きやすい血栓ということです。

 

夏ということは、気温が暑いことが原因で血栓ができやすいことです。

 

夏血栓が出来る原因

夏血栓は、気温が高く、体温が高まることで血液中の水分が失われ、血液がどろどろな状態になることで血液が固まり血栓となります。

 

熱中症の症状と夏血栓の症状

熱中症の症状については既に説明させていただきました。

ここでは、夏血栓の症状を中心に熱中症と比較してみたいと思います。

 

夏血栓で重要なのは、初期症状は「熱中症」と同じため間違い安いということです。

 

本当は夏血栓なのに熱中症と勘違いして処置してしまうことです。

 

熱中症も状態が悪いと死に至ります。

 

しかし、一般的には街が多々処置を行わなければ死に至ることはありません。

 

夏血栓は違います。

 

夏血栓は、血液が固まった血管を塞ぎますので、「脳梗塞」「心筋梗塞」「肺血栓塞栓症」など死に直結するまたは、思い後遺症が残る病に直結します

 

夏血栓と熱中症の見分け方

ここでは、夏血栓と熱中症の見分け方についてご紹介します。

 

夏血栓と熱中症で異なる症状を見極めることが重要となります。

 

夏血栓は熱中症の症状と同じ「めまい」「倦怠感」「頭痛」などの症状は同じですが、次の症状が異なります。

 

脳梗塞の場合

脳梗塞の場合は、血栓が脳に飛び、脳の血管を塞ぎます。

この時、脳の血管が塞がれることで「”片方”の手足の麻痺やしびれ」や「ろれつが回らない」という症状を引き起こします。

「”片方”の手足の麻痺やしびれ」については、両手だらんとした状態から地面と水平になるように90度持ち上げ、目を閉じて数秒待ちます。

この状態で片方の手が勝手に下がっていくようだと脳梗塞が疑われます。

 

心筋梗塞の場合

心筋梗塞の場合は、血栓が心臓に飛び、心臓の血管を塞ぎます。

この時、心臓の血管が塞がれることで心臓の動きが悪くなることで「胸が痛い」という症状を引き起こします。

熱中症では見られない症状ですので注意が必要です。

 

肺血栓塞栓症の場合

肺血栓塞栓症の場合は、血栓が肺に飛び、肺の血管を塞ぎます。

この時、肺の血管が塞がれることで「呼吸困難」という症状を引き起こします。

 

ここでご紹介した3つについては特に熱中症と判断を間違えやすく、判断を間違えた場合には命に即関わるものをご紹介しました。

 

 

まとめ

熱中症と夏血栓の初期症状は似ており、熱中症の先に熱血栓があるような関係です。

重要なのは、血液内の水分量を減らさないことです。

そのためには、「水分補給」と「体温調整」が重要です。

もし、熱中症の症状がおきた場合は、同時に脳梗塞、心筋梗塞、肺血栓塞栓症の症状が出ていないかを確認することが重要です。

 

 

 

 

 

 

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