液体のり(アラビックヤマト)ががん細胞を消失する仕組みを簡単に解説

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東京工業大学が液体のりに含まれている成分を超えた薬剤で放射線治療によるがん細胞の消失に成功したと発表されました。

ここでいう液体のりとは、文房具の液体のりのことで、アラビックヤマトが販売している液体のりを思い浮かべていただければ良いかと思います。

文房具の液体のりの成分が癌細胞消失に繋がるというのはなんだか不思議な感じがしますが、液体のりに含まれている成分そのものがガン細胞消滅させるわけではありません。

この記事では、液体のりの成分がどのようにしてがん細胞を消失するのに役立つのかについて仕組みを簡単にお伝えします。

液体のりに含まれている主成分とは

今回、がん細胞消失に効果がもたらした液体のりの成分についてお伝えします。

ここで言う成分とは「ポリビニルアルコール」です。

ポリビニルアルコールが直接がん細胞に影響を及ぼすわけではありません。

次はどのようにして、ポリビニルアルコールががん細胞消失に関係するのかについてお伝えします。

ポリビニルアルコールががん細胞消失に効果をは発揮する仕組み

今回、ポリビニルアルコールががん細胞消失に効果を発揮するのは放射線治療です。

放射線治療では、がん細胞を狙い撃ちで放射線を当てることでがん細胞を消失させます。

狙い撃ちするということは、どこにがん細胞があるのかを明確にしなくてはいけないということです。

通常、ホウ素化合物によりがん細胞の特定を行いますが、 ホウ素化合物ががん細胞に長時間止まることが難しいのです。

そこで登場するのがポリビニルアルコールなのです、

放射線治療でがん治療を行う際、、ホウ素化合物薬剤に投与した上でがん細胞に取り込ませます。そして、 体の外から放射線を照射することで体内に投与されたホウ素と核反応が生じます。その結果、アルファー線が出ることによってがん細胞を破壊し、消失させるというわけです。


引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00000073-zdn_n-sci.view-000

 

しかしこの過程で、投与したホウ素化合物ががん細胞に止まる期間が短いのが弱点と言うか課題でした。

今、説明した過程の中で体内にホウ素化合物を投与する部分がありましたが、このホウ素化合物に先ほどお伝えしたポリビニルアルコールを加えることで、投与した薬剤ががん細胞に長時間止まることが可能になったというわけです。

実用化の目処や時期は?

今回、液体のりの成分であるポリビニルアルコールががんの放射線治療に有効だと発表されました。

ただ、現在はマウスでの実験でがん細胞が消失したということが確認されただけです。

人間による臨床は完了していないので、いつ実用化されるのか気になるところです。

今回発表された内容では、実用化の時期については明確化されていません。

これから人への臨床が行われるということですので、1日も早く実用化されることを期待したいと思います。

 

まとめ

どのような過程で液体のりの成分が効果的なのでは?となったのかはわかりませんが、臨床実験を経て、1日もはやく実用化されることが待たれますね。

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