【イグノーベル賞】座って行う大腸内視鏡検査最高!でも実用化は?

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9月14日2018年度のイグノーベル賞が発表されました。

やっぱりと言うか今年も日本人がイグノーベル賞を受賞ということになりました。

今年のイグノーベル賞受賞作は「座って行う大腸内視鏡検査」です。

なぜこの作品がイグノーベル賞に輝いたのかそしてどこに欠点があるのかについて語ってみたいと思います。

イグノーベル賞とは

まずはイグノーベル賞とは何かということから確認しておきましょう。

 

イグノーベル賞は1991年に創設されました。

 

本物のノーベル賞とは異なり「ユーモア」がイグノーベル賞を受賞する際の重要なキーワードとなります。

 

まじめな研究が前提となり、それでいて人が「くすっ」と思わず笑ってしまったり、「ほーなるほどね!」と考えさせるような研究テーマが必要となります。

 

実はイグノーベル賞は日本人にゆかりのある賞なんです。

 

なんと12年連続日本人が受賞しているのです。

 

次は、これまで日本人が受賞してきたイグノーベル賞の研究テーマを確認してみましょう。

イグノーベル賞日本人受賞テーマ

    • 2007年 「牛の糞からバニラの香り成分を抽出」
    • 2008年 「粘菌にパズルを解く能力を発見」
    • 2009年 「パンダの糞から採取した微生物で生ゴミを90%削減」
    • 2010年 「粘菌を用いて最適な鉄道網を構築」
    • 2011年 「わさびを使った警備装置の開発」
    • 2012年 「相手の発言を妨害する装置の発明」
    • 2013年 「たまねぎを切ると涙が出る仕組み」「オペラを聴かせたマウスに延命効果」
    • 2014年 「バナナの皮を踏んだときの滑りやすさの解明」
    • 2015年 「キスによるアレルギー反応の改善効果」
    • 2016年 「股のぞき効果を実証」
    • 2017年 「メスにペニス、オスに膣がある洞窟昆虫の発見」
    • 2018年 「座って行う大腸内視鏡検査」

座って行う大腸内視鏡検査最高!

今年(2018年)は「座って行う大腸内視鏡検査」がイグノーベル賞医学教育賞を受賞しました。

 

この研究を行ったのは、伊南総合病院堀内朗内科診療部長兼消化器病センター長。

現役のお医者さんですね。

 

大腸内視鏡検査での痛みが座ることで軽減出来るのなら最高ですね。

 

大腸内視鏡検査の患者さんの負担(痛み)

大腸内視鏡検査は経験した方はわかると思うのですが、上手な先生と下手な先生で患者さんの負担は大きく変わります。

 

大腸の長さは約1.5mあると言われていますが、内視鏡のファイバー部分はそんなに長くありません。

 

大腸はお腹の中で少しづつ曲がりながら収まっています。

直腸からS状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸と進みますが、大きく曲がる部分では内視鏡ファイバーをいかに腸壁に触れないようにして前に進めるかが重要になります。


引用元:http://www.koiin.jp/

 

この壁に内視鏡ファイバーが触れると、飛び上がるような痛みが走ります。

だから、お医者さんの指示に従い、患者さんも検査中何度も体勢を変えます。

お医者さんからすると、患者さんの体勢を変えることでな内視鏡ファイバーを腸壁に触れないようにすることが出来るのでしょう。
でも、大腸内視鏡検査は経験が必要です。

 

新人のお医者さんは何度も何度も大腸内視鏡検査を経験することで上手になって行きますが、はじめは下手くそですね。

そんな時は患者さんに麻酔をして検査を行います。

 

麻酔がないと患者さんは「ぎゃー」と唸るような痛みを何度もすることになります。

今回、イグノーベル賞を受賞した堀内朗医師はこのような経験を何度もしてきたのでしょう。

 

そこで自らの身体を使って大腸内視鏡検査を行うという研究をはじめたんですね。

 

堀内朗医師がどのようにして大腸内視鏡検査を行っているかはイグノーベル賞授賞式の画像を御覧ください。

実用化は?

今回堀内朗医師は自らの経験を踏まえ「座って行う大腸内視鏡検査」が先程説明した大腸内視鏡検査の苦痛を和らげるということを発表しました。

 

ただ、気になるのは実用化です。

 

今回の発表では堀内朗医師が自らの体を使ってセルフ大腸内視鏡検査を行ったわけです。

 

通常、別途に横になって行う大腸内視鏡検査を椅子に座って行うと痛みが軽減されるとのこと。

 

ということは、大腸内視鏡検査は椅子に座って行えば良いということでしょうか?

 

手術台ではなく椅子。

新たなコストが必要でもなさそうですし、本当に患者さんの負担が軽減されるのであれば実用化して欲しいと思いってしまいます。

まとめ

イグノーベル賞面白いですね。

たからといって、ふざけているわけではなく、真剣に遊んでいる感じがします。

この分野でも日本人の力が評価されるのは嬉しいものですね。

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