マイオーシンとは何で不妊治療との関係!卵子・精子形成時の減数分裂との関係についても

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マイオーシンが注目されています。

 

注目される理由は、マイオーシンが妊娠に大きな影響を与える遺伝子だからです。

 

人間の体は数え切れない数の細胞分裂で成り立っていますが、妊娠に大きな影響を与える細胞分裂である減数分裂が大きな影響を与えることがわかってきました。

 

ここでは、マイオーシン、減数分裂が何なのかを簡単に説明させていただきます。

マイオーシンとは?

 

マイオーシンとは、卵子や精子が作り出すときに必要な遺伝子で、体細胞分裂から減数分裂に切り替わるときにスイッチを果たす遺伝子となります。

 

マイオーシンを知るには、体細胞分裂と減数分裂の関係を抑える必要があります。

 

次は、体細胞分裂と減数分裂を説明した上でマイオーシンを見ていきましょう。

体細胞分裂と減数分裂

 

体細胞分裂と減数分裂を説明するといっても、わかりずらいと思いますので図を使って確認してみましょう。

 

通常、細胞分裂が行われる際、父方から受け継ぐ染色体と母方から受け継ぐ染色体がペアになって複製される形で細胞分裂が行われます。

 

下記の図を御覧ください。


出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/減数分裂

 

真ん中を境にして上部が通常の細胞分裂である体細胞分裂、下部が減数分裂です。

 

よく見ると、細胞分裂の仕方が違いますね。

 

精巣や卵巣で行われる細胞分裂は最初は体細胞分裂が行われますが、途中で減数分裂に切り替わります。

 

この体細胞分裂から減数分裂に切り替わるスイッチの役割を果たすのがマイオーシンと名付けられた遺伝子というわけです。

 

この過程を図に表したのが下記です。


出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00010000-nishinpc-sctch.view-001

 

そして、このマイオーシンの働きによって減数分裂が行われるのですが、減数分裂が正常に行われなかったことで正常な精子と卵子が形成されなくなり、それが不妊に大きな影響を及ぼすといわれています

 

ただ、体細胞分裂から減数分裂に切り替わる際のスイッチの役割を果たすのがマイオーシンだと説明しましたが、今まで、減数分裂の仕組みが解析できなかったのです。

 

しかし、今回、熊本大発生医学研究所(石黒啓一郎准教授)と研究グループ(京都大など)が不明だった仕組みを解明することに成功しました。

 

そして、先程お伝えしたとおり、体細胞分裂から減数分裂に切り替わるスイッチの役割を果たす遺伝子を「マイオーシン」と名付けたのです。

まとめ

 

マイオーシンについて簡単に説明させて頂きました。

 

簡単にまとめると、マイオーシンとは精子と卵子の形成に大きく影響する遺伝子です。

 

ただ、減数分裂の過程で遺伝子異常が発生し不妊につながるとの仮設があったものの、これまで仕組みはわかっていませんでした。

 

しかし、今回、仕組みが明らかにされ、体細胞分裂から減数分裂に切り替わるスイッチとなる遺伝子をマイオーシンと名付けたわけです。

 

明らかにされた仕組みによって不妊治療に良い影響を与えることを願うばかりです。

 

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