大阪国税局は大阪地検に宮本茶屋の経営者宇都宮タツ子容疑者を所得税法違反で告発しました。
追徴課税額はなんと「約1.6億円」になります。
この額はあくまで追徴課税の金額ですので、売上額は相当な金額になります。3年間(2014年-2016年)の課税対象となる所得は約3.3億円となります。
平均すると、一年間の売上は約1.1億円です。
なぜ、宮本茶屋はこれほど儲かるのか気になるところです。
また、告発された宇都宮タツ子の顔画像や店の場所、更には、地元民には不評だという宮本茶屋がなぜ儲かっているのかをご紹介します。
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宮本茶屋の場所
〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城2
宮本茶屋は大阪城公園の中にあります。
立地で言えば、一等地に店があるような状態です。
グーグルで探すと宮本茶屋はこの写真の建物(間違いの可能性もあり)。どこにでもあるような店構え。てことは観光地のこの手のお店はみな儲かっているということかな。 pic.twitter.com/6ACDqYBzov
— アンケート (@4Ucer) 2018年7月25日
宮本茶屋は何を売ってる?
宮本茶屋の売上に対する納税が行われておらず追徴課税が約1.6億円ということなのですが、どんな商売を行っていたのか気になるところです。
さぞかし儲かる商売なのかと想像すると思います。
しかし、実態は違いました。
- たこ焼き
- お好み焼き
- おでん
- ソフトクリーム
など、本当に典型的な茶屋です。
単価が高い商品はありませんので、商品原価が安くて、たくさんのお客さんが商品を購入しなければ億を超える売上をあげるなんて無理です。
多くのお客さんを集めようと思うと、通常はリピーターとなるお客さんが必要です。
宮本茶屋はリピーターが多い茶屋だったのでしょうか?
宮本茶屋の評判は?
億を超える売上があったと思われる宮本茶屋ですが、多くのリピーターが出来るほど評判の良い店だったのでしょうか?
調べてみたところ、評判は悪いようです。
1億3000万円もの脱税で一躍脚光を浴びている、大阪城のたこやき屋
「宮本茶屋」
全く美味しくないうえ、ぼったくり価格なので大阪の人間は誰も買わない店だが、なんと3年で5億も儲けていたらしい
観光客バブルすげえまあこれを期に大阪市も宮本茶屋を追い出して、もうちょっとマシな店を入れてほしい
— いのき (@inokikj) 2018年7月24日
上記が全てはないと思いますが、関西人のたこ焼きやお好み焼きに対する舌は肥えています。
また、地元民ほど何度も大阪城には行かないし、大阪城公園に行ったとしても自動販売機で飲み物は買ったとしても茶屋でたこ焼きやお好み焼きはかいません。
このように考えると、上記のツイートの次の部分が的を得ていると考えられます。
『観光客バブル』
という部分です。
イベントの家族連れが多い場合はそれなりの売上になると思いますが。
だったら、なぜこのような売上が可能かですが、次のような背景があるようです。
宮本茶屋が儲かる仕組み
宮本茶屋がこれだけ儲かるには理由があるはずですが、次の2つに集約されると考えます。
- 大阪城公園での独占販売権を持っている
- インバウンド効果
1の「大阪城公園での独占販売権を持っている」ですが、大阪城公園内に同じような茶屋が複数あれば競争になります。
現実には、競争はありません。
その理由は、大阪城公園内に出店するためには許可が必要で、同じようなお店は出店出来ないからです。
だから、出店権を得るのは簡単ではないはずです。
でも、ここで疑問になるのが「なぜ宮本茶屋は出店権を許可されたか」です。
大阪市はどのような理由で宮本茶屋に出店権を与えたのでしょうか?
この部分については、現時点ではわかりません。
今回の報道で、同じ疑問をもったメディアや報道機関が大阪市に問いただしていただきたいものです。
大阪市に許可されたものだけが出店することが出来るのです。
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大勢の人が集まる場所にお店があれば、黙っていてもある程度の売上が期待できます。
そして、もう一つが2の「インバウンド効果」です。
ここ数年間で、大阪には大勢の外国人観光客が押し寄せています。
関西空港の「LCC」が大きな理由ですね。
大阪への観光客が増えたことで、赤字続きだった関西空港が黒字に転換したほどです。
そして、大阪を訪れた観光客は大阪のさまざまな場所を訪れ、大阪城もそのうちのひとつです。
> 大阪城天守閣の入館者数は10年度(年間136万人)から年々増え、17年度は275万人と2倍以上に。宮本茶屋の売り上げも16年に2億4千万円を超え、14年と比べてほぼ倍増していた。
景気良いな。経費差し引いてもプロ野球選手ぐらい稼げる。インバウンド凄い。
https://t.co/ttTBgeVh8n— 用斯斯 (@yongsisi) 2018年7月24日
上記の通り、大阪城天守閣の入館者は2010年度比で2倍以上伸び、275万人に達しています。
そして、大阪城天守閣の入館者増に比例して宮本茶屋の売上も伸び、2016年度の売上は2014年度の売上比で倍増し、約2.4億円超となりました。
リピート客でな一見さんのお客さん(インバウンド客)が大阪城を絶えず訪れ、そのお客さんが大阪名物のたこ焼きやお好み焼きを宮本茶屋で購入する。
しかも、宮本茶屋だけが独占販売権を持っている。
この2つの条件が重なれば儲からないわけがありませんね。
今回、告発された宮本茶屋の経営者宇都宮タツ子とはどのようなプロフィールをしているでしょうか。また顔画像はあるのかについてしれべてみました。
宇都宮タツ子経営者のプロフィールと顔画像
宇都宮タツ子経営者のプロフィールについては、年齢が「72歳」ということしか現時点ではわかりませんでした。
小さな茶屋の経営者ということで、詳細な情報は公開されておらず、72歳という年齢からSNSも使っていないことでわかりませんでした。
今後、新たな情報が入手でき次第掲載させていただきます。
なお、宇都宮タツ子経営者の顔画像についても現時点ではわかりませんでした。
理由はプロフィールと同様です。
まとめ
今回の宮本茶屋経営者宇都宮タツ子さんが告発されたという報道をみて、一番疑問だったのは、「なぜ宮本茶屋が大阪城公園での独占販売権を持っているか」です。
現在のインバウンド客の増加した状態では、大阪城公園に出店できれば自動的に売上が計上されます。
大した経営努力がなくても経営が成り立つ状態です。
誰しもが欲しいと願う「独占販売権」。
大阪市にはこの点について説明して欲しいものです。
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