名古屋市で連日となる新型コロナウイルス感染者が明らかになりました。
昨日(3月8日)にも60代女性と50代女性が新型コロナウイルスに感染していることがわかったばかりです。
そして、本日(3月9日)は名古屋市で60代男性が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになりました。
60代男性ですが佐川急便港営業所勤務の配達員ということがわかっています。
配達員ということで、多くの人間と対面で話す機会が多数あるので濃厚接触者が多くいるのではと心配になります。
新型コロナウイルスが陽性となった方は感染者指定医療機関に入院していると思われれますが、どこの病院に入院しているのか病院名や感染経路について調べた結果をお伝えします。
目次
愛知県名古屋市港区で新たに新型コロナウイルス感染者
3月9日になって愛知県名古屋市では新しく新型コロナウイルス感染者が認められました。
【佐川急便配達員が感染 名古屋】https://t.co/bT53pRlRTs
佐川急便は、名古屋市港区の「港営業所」に勤務する60歳代の男性配達員が新型コロナウイルスに感染したと発表、陽性が判明した8日夜から同営業所の業務を停止した。感染予防の基本はせきエチケット、手洗いなど。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 9, 2020
冒頭でお伝えした通り、新型コロナウイルスへの感染が明らかになった60代男性の職業は『佐川急便港区営業所勤務の配達員』です。
しかし、佐川急便の社員というわけではなく、他の宅配橋梁会社の配達員とのことです。
配達区域は『名古屋市昭和区』。
ということは、この区域では多くのお宅に配達物を配っており、届けた際には認印やサインをもらうため対面で対応を行っている可能性があります。
配達員の男性がマスクを付けて配達していたのかは現時点では不明です。
しかし、対面対応を行っている場合、濃厚接触者に入るのではないでしょうか?
そうなれば、濃厚接触者は一気に膨れ上がりそうです。
佐川急便の名古屋市港区の営業所で、集配業務を担当する60代の男性が新型コロナウイルスに感染。男性は配達業務を担っており、配達先の顧客や営業所の職員と濃厚接触した可能性があるため、調査を進めています。#新型コロナウイルス #新型肺炎 #COVID19 https://t.co/gPwwhkpScN
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) March 9, 2020
60代配達員が訪れたお宅は特定出来ると思いますので、早急に検査を受けていただくようお願いすると考えます。
知らず識らずのうちに新型コロナウイルスをばらまいていたかも知れないですからね。
これらの内容を含めて現時点でわかっている内容をまとめてみます。
新型コロナウイルスに感染したのは誰?年齢や発症時期は?
3月9日現在分かっているのは次のような情報です。
性別 | 男性 |
年代 | 60代 |
職業 | 配達員 |
所属企業 | 未公表(佐川急便港区営業所の配達協力会社) |
発症日 | 3月7日 |
居住地 | 未公表 |
現在の状況 | 発熱 |
濃厚接触者 | 調査中 |
名古屋市港区にある佐川急便港営業所に勤務する60代男性ですが、新型コロナウイルス陽性がわかったのは3月8日。
この男性の場合、感染の経緯について現時点(3/9)では詳細がわかっていません。
60男性は3月7日に営業所に出社したとき37.5度を超える発熱状態にあったとのこと。
佐川急便では出社時に検温を実施しているということでしょうか?
以前から実施していたのか、新型コロナウイルスが流行してから実施したのかはわかりません。
ただ、毎日実施していたのであれば、会社としてお客様を守るための行動として素晴らしい対応ですね。
どちらにしろ、60代男性は出社時の検温で発熱が発見されたわけです。
そして、発熱があったということで3月7日医療機関を受診しており、翌日である3月8日に新型コロナウイルスが陽性と判定されます。
ということは、この男性が受診した医療機関はB医療機関(帰国者・接触者外来)だったということかも知れませんね。
現時点では、明らかにされている情報が少ないため、発熱する前はどのような状況だったのか、いつ感染したのか、感染後の行動など感染経路につながる情報もわかっていません。
ただ、少なくとも60代男性が配達に訪れたお宅は明らかにすることが可能ですので、早急に連絡し、検査を受診していただけるようお願いが必要でしょう。
現在、60代男性が入院しているのか、入院している場合はどの病院に入院しているのかという病院名についても公表されていません。
60代男性についてわかっていることはここまでです。
新型コロナウイルスの感染者についてですが、誰については明らかになっていませんし、今後とも明らかになることはないでしょう。
プライバシーに関わることなので公表されることはないはずです。
ウイルス感染者が入院している病院はどこ?
新型コロナウイルスは感染症ですので、感染症指定医療機関に入院することになります。
6代男性は、入院しているとすれば感染症指定医療機関に入院していると思われます。
名古屋市で感染症にかかった場合、入院先として考えられるのは高知県にある第一種感染症指定医療機関か第二種感染症指定医療機関となります。
具体的な高知県の感染症指定医療機関を下記のようにまとめてみました。
【第一種感染症指定医療機関】
|
【第二種感染症指定医療機関】
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名古屋市には感染症指定医療機関としては下記の5つの病院が存在しますので、いずれかに入院している、又は入院すると考えます。
- 名古屋第二赤十字病院
- 名古屋市立東部医療センター
- 独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院
- 大同病院
- 独立行政法人国立病院機構 東尾張病院
名古屋市の新型コロナウイルス対策
愛知県では現時点で80人を超える新型コロナウイルス感染者が明らかになっています。
名古屋市でも複数の感染者が出ていることもあり対策を講じています。
名古屋市のホームページには下記のような施設の休館等の対策が掲載されています。
- 休館等施設の一覧
- 新型コロナウイルス感染症に係る施設使用の取り止め・延期における施設使用料の還付等について
- 新型コロナウィルス感染症対策にかかる名東区内の施設および事業等の対応について
- 緑政土木局所管施設(都市公園等)の閉館情報
- 愛知・名古屋 戦争に関する資料館臨時休館のお知らせ
- 令和2年3月4日(水曜日)から3月15日(日曜日)まで臨時休館します。
- 生涯学習センター臨時休館のお知らせ
- 令和2年3月2日(月曜日)から3月15日(日曜日)まで、臨時休館します。
- 子育て応援拠点及び地域子育て支援拠点の休業のお知らせ
- 名古屋市子ども・子育て支援センター(758キッズステーション)休業のお知らせ
- リユース家具の展示販売
- 名古屋市子ども・若者総合相談センターの業務縮小について
- 名古屋市消費生活センター施設の停止について
- ユースクエア(青少年交流プラザ)及び青少年宿泊センター臨時休館のお知らせ
- 名古屋市工業研究所の新型コロナウィルス感染症の感染防止対策について
- 南陽交流プラザの臨時休館について
- 学習開放及び生涯学習開放の一時的な休止のお知らせ
- 市立名東高等学校と市立小学校27校の施設開放(図書室や体育館等)を、休止します。
- 東山動植物園内施設の一部閉館のお知らせ
- 児童館・とだがわこどもランドの事業の一部休止のお知らせ
- 地域子育て支援センター臨時休業のお知らせ
- 名古屋市市民活動推進センターの施設及びサービスの一部停止について
- 地区会館の利用停止のお知らせ
- 区役所講堂の利用
- 区役所講堂の利用について
- 名古屋市市民情報センター
- 名古屋市市民情報センターについて
- 新型コロナウイルス感染症対策のためのスポーツ施設一斉臨時休館について
- 学生活動拠点「N-base」臨時休館のお知らせ
- 名古屋市環境学習センター(エコパルなごや)臨時休館のお知らせ
- 福祉会館・老人いこいの家の閉館のお知らせ
- 名古屋市鯱城学園の休校等のお知らせ
- 名古屋市女性会館(イーブルなごや)臨時休館のお知らせ
- 令和2年3月2日(月曜日)から3月15日(日曜日)まで、臨時休館します。
- 文化のみち橦木館休館のお知らせ
- 揚輝荘(南園 聴松閣)休館のお知らせ
- 地域スポーツセンター(中学校開放施設)の臨時休業のお知らせ
- 港防災センター休館のお知らせ
- 体感!しだみ古墳群ミュージアムの休館のお知らせ
- 【市政資料館閉鎖】新型コロナウィルス感染拡大防止による市政資料館の閉鎖について
- 新型コロナウィルス感染拡大防止による市政資料館の閉鎖について
- 旧豊田佐助邸休館のお知らせ
- 旧春田鉄次郎邸観覧中止のお知らせ
- 水の歴史資料館、平和公園アクアタワー臨時休館のお知らせ
- 名古屋市見晴台考古資料館
- 名古屋市見晴台考古資料館についてのご案内
- 岡家住宅休館のお知らせ
- 旧川上貞奴邸(文化のみち二葉館)休館のお知らせ
- 名古屋城本丸御殿、西南隅櫓等への入場の一時的な休止のお知らせ
- 福祉スポーツセンター(名古屋市総合リハビリテーションセンター内) 臨時休館のお知らせ
- 名古屋市障害者スポーツセンター 臨時休館のお知らせ
まとめ
名古屋市で新たに新型コロナウイルス感染者が発表されましたが、昨日にも2名の感染者が発表されています。
名古屋市のある愛知県全体での新型コロナウイルス感染者は80名以上に達しています。
今回ご紹介した60代男性については、現時点で公表されている情報が少ないため、感染までの経緯や感染経路等については明らかにできませんでした。
しかし、濃厚接触者の多くが勤務先や荷物の配達先ということは明らかです。
感染者の方の一日も早い回復と二次感染しないことをお祈り申し上げます。
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