新田孝市議の本音が怖い!大阪都構想反対の理由は大阪市職員の再就職先がなくなる?

2020/8/17に開催された「大阪市会対政対策委員会」での自民党新田孝市議の発言が話題になっています。

 

新田孝市議の発言は、大阪都構想を反対する本音が語られているからです。

 

その内容はTwitterで公開されていますが、大阪弁であり解釈しづらいため、わかりやすくした上で、文字に書き起こしてみました。

 

まず、Twitterの内容をご覧いただいたあと、書き起こした内容をご覧頂くとご理解しやすいと思います。

 

新田孝市議が平野区民を下に見る発言(平野区民は生活保護者ばかり)!

 

大阪市会対政対策委員会での自民党新田孝市議の発言

 

大阪市会対政対策委員会での自民党新田孝市議の発言内容を下記のTwitterから御覧ください。

 

上記の2つの動画をご覧になったあと、下記の読みやすく修正した書き起こしを読んで頂くと大阪以外の方もご理解頂きやすいと思います。

新田孝市議発言内容書き起こし(一部読みやすく修正あり)

 

【2020/8/17 大阪市会 対政対策委員会 自民党新田孝市議発言】

 

まずこの委員会に出席されている理事の方々の中で、大阪市が廃止解体予定となっている2025年(令和7年)1月までに60歳を超えて退職されている方はどれくらいいらっしゃいますか?その場で結構なので手を挙げていただけますか?

 

「あ、少ないですね。」

 

実は、大阪市職員のOBの多くの方々が「大阪市を潰す、無くすようなことがあってはならない」とおっしゃっています。だから「先生頑張って!」という話になるわけです。

 

このようにおっしゃる方の中には大阪市域外にお住まいでない方もたくさんおり、市域外以外の方も「大阪市を潰したらダメ」とおっしゃっています。そして、日々このような声は大きくなっています。

 

これから退職なさる方々もご自身がOBになる時には、OBの方々と同じ声をあげていただけると思っています。

 

このことは、今回の制度改革は「あまり良いことは無い」という話につながっくると思っています。

 

実は退職なさる方々が退職する前になると「就職お願いします」と大阪市に頼むわけです。

 

大阪市がいろいろ汗をかいてくれる、うんぬんということがあって再就職等々が実現していくわけです。

 

ところが、大阪市がなくなると、OBは再就職先を世話してもらえなくなるということです。

 

ここにいる方々はこのような認識をもっていただいいますか?

 

大阪市の職員ではなく、区の職員だったら良いと思っているかもしれませんが、区になると市の職員より更に「再就職は難しくなる」と思っています。

 

例えば、天王寺区にあなた方を囲えるようなゼネコンはありません。

 

このようになるということを良く知って欲しいです。

 

その上で、いろいろな考え方を示していただくことが大事だと思っています。

大阪都構想の本当の理由は大阪市としての利権だった!

 

新田孝市議の発言をご覧になってどのように思いましたが?

 

新田孝市議は「大阪市が無くなると、市職員OBへの再就職先の斡旋は出来なくなる」ということを市職員の方々は良く理解しておいてくださいね。

その上で、大阪都構想に対して意見を述べて下さい。

と、言っていますね。

 

具体例の中で天王寺区を例にあげていましたが、この例を掘り下げると、「区単位になると範囲が大きすぎるので、ゼネコンも再就職先を用意出来ない」と言っているのと同じですね。

 

要するに、公の場ではもっともらしい理由を述べていますが、「既得権益がなくなるから反対」と言っているのと同じですね。

 

新田孝市議の発言は大阪市民の方々には良く聞いていただいた上で住民投票を行っていただきたいと思います。

新田孝市議の発言への反響

 

 

まとめ

 

新田孝市議の発言が大阪都構想反対の真の理由だということが委員会での発言内容からわかりました。

 

やはり「既得権益を失いたくない」が本当の理由のようですね。