おせっカギ作戦で盗難防止?その意味・背景・仕組みを解説!

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「おせっカギ作戦」が実施されていると報道されました。

この記事では「おせっカギ作戦」がどのような作戦でどのようにして盗難防止を行うのか、どのような背景があり、何を目的としているのか、そして、仕組みについても解説してみます。

 

おせっカギ作戦 報道内容

 

 無施錠のまま置かれている自転車に警察官が鍵をかけ防犯意識の向上を訴える実験を、香川県警と高松北署が始めた。名付けて「おせっカギ作戦」。ことでん瓦町駅駐輪場(高松市常磐町)で年末まで続けた上で効果を図り、来年度も実施するか検討する。【小川和久】

出典:毎日新聞

 

おせっカギ作戦とは?

「おせっカギ作戦」をご存知でしょうか?

実はこの「おせっカギ作戦」は、警察が行っている実験のことで、

香川県警と高松北署が行っています。

 

具体的には、次のような作戦です。

 

『無施錠自転車に鍵をかけて回る』

 

ここからは、「おせっカギ作戦」が考え出された背景と目的についてご紹介します。

 

おせっカギ作戦を行う背景

「おせっカギ作戦」は、香川県警のある統計結果から対策として打ち出されています。

 

どのような統計結果だったかというと、次のようなものです。

2018年1月から8月までの自転車の盗難件数が719件であり、この件数は2017年と比較すると18件増えていたとのことです。

しかし、盗まれた自転車がは「無施錠だった」という結果が出ていました。

 

これは想像ですが、無施錠の自転車なので、自転車泥棒にとっては「盗んでください」といっているようなものですね。

また、無施錠のままだと、盗むつもりがなかった人でも酔っているときなど、つい出来心でという人もいるかもしれません。

 

 

 

おせっカギ作戦の目的

このような背景があり、香川県警では「自転車盗難件数を減らす」ことを目的におせっカギ作戦を考案しました。

 

更に、「おせっカギ作戦」の実施により、自転車の盗難防止だけでなく、自転車利用者への注意喚起を期待しているとのことです。

 

でも、ここで気になるのは警察官が勝手に自転車に鍵をかけて良いのかということです。

 

警察官が施錠する条件

警察官は、無施錠自転車に対して勝手に施錠するわけではありません。

警察官が施錠する時には、次のようなプロセスを踏みます。

 

  1. 警察官が無施錠自転車を見つける
  2. 無施錠自転車の防犯登録番号を確認
  3. 防犯登録番号により自転車の所有者を特定
  4. 自転車の所有者に電話をかけ、施錠許可を得る
  5. 自転車に施錠(ダイヤル式ワイヤロック)

 

自転車の所有者は警察官から伝えられた会場番号で自転車の鍵を外すことになります。

 

ちなみに、自転車に施錠されたダイヤル式ワイヤロック式鍵は無償提供されるとのことです。

 

だから、警察官が無施錠自転車を見つけたからといって、勝手に施錠するわけではないということです。

 

おせっカギ作戦の対象駐輪場

ことでん瓦町駅駐輪場


引用元:瓦町駅駐輪場のご案内

おせっカギ作戦の実施期間

2018年12月31日まで

 

まとめ

「おせっカギ作戦」と聞いて、何を言っているのかと思ったら、「おせっかい」と「施錠」の造語だったんですね。

それにしても、駐輪場に止めた自転車の盗難車の内、75%が無施錠だったのには驚きました。

効果が上がると良いですね。

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