吉井元太容疑者が逮捕されました。
高齢者を狙った特殊詐欺の疑いです。
容疑については否認しているとのことです。
吉井元太容疑者が行った犯行と役割についてまとめてご紹介します。
吉井元太容疑者のプロフィールと犯行内容
区役所の職員などを装って75歳の男性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、20歳の建設作業員の男が逮捕されました。
吉井元太容疑者は今年5月、仲間と共謀し、東京・中野区に住む75歳の男性に区役所の職員などを装って「高額医療の還付金が受け取れる」などと嘘の電話を掛け、キャッシュカードをだまし取ろうとした疑いが持たれています。警視庁によりますと、吉井容疑者は詐欺グループの受け子を集めるリクルーター役で、6月に逮捕された別のリクルーター役の少年(19)も勧誘していたとみられています。取り調べに対し、「何のことだか分かりません」などと容疑を否認しています。警視庁は吉井容疑者の携帯電話を解析し、余罪を調べています。
出典:テレ朝NEWS
吉井元太容疑者のプロフィールと顔画像
氏名 | 吉井元太(よしいげんた)
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年齢 | 20歳 |
住所 | 未公表 |
職業 | 建設作業員 |
犯行内容まとめ
容疑者 | 吉井元太 |
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犯行日時 | 2018年5月 |
犯行場所 | 東京都中野区 |
容疑 | 詐欺 |
被害者 | 75歳男性 |
犯行内容 | 吉井元太容疑者は、東京都中野区に住む75歳の男性からキャッシュカードをだまし取ろうとした疑い。 |
吉井元太容疑者は2018年5月、東京都中野区に住む75歳の男性に電話をかけ、噓の内容を語ってキャッシュカードを奪い取ろうとしました。
吉井元太容疑者ひとりの犯行ではなく、仲間と共謀して犯行に及んでいます。
いわゆる「オレオレ詐欺」のような犯罪で、吉井元太容疑者は、仲間で役割分担をして噓の内容を本当のように見せかけて被害男性を騙そうとしました。
その手口が次のようなものです。
吉井元太容疑者たちは、被害男性に区役所の職員として電話します。
その時のだまし文句が次の文句です。
『高額医療の還付金が受け取れる』
しかし、ここで気になることがあります。
気になる内容
気になること、それは「被害男性宅が高額医療費を支払っていたのか」ということです。
もし、この部分を把握していなければ、「高額医療の還付金が受け取れる」と言われても関係ないからです。
この部分は明確にはなっていませんが、犯人は知らなかった可能性があります。
なぜなら、今回の事件は被害額について触れられておらず、報道では「キャッシュカードをだまし取ろうとした」とあります。
もしかしたら、未遂だったかもしれません。
吉井元太容疑者の役割
今回、吉井元太容疑者は被害男性からキャッシュカードを奪い取ろうとして逮捕されましたが、もうひとつ大きな役割を担っていた疑いがあります。
それは、次の役割です。
『受け子のリクルーター』
吉井元太容疑者は、特殊詐欺で被害者から現金を受ける役割をする受け子を見つけ出す役割をもっている疑いがあります。
受け子のリクルーターがいなければ特殊詐欺は成り立たないかもしれないので特殊詐欺では大きな役割をしていると考えられます。
となると、吉井元太容疑者のような受け子のリクルーターが逮捕されていなくなれば、特殊詐欺が減ることも考えられます。
本日、同じような犯行で「伝説のスカウトマン」と言われた奥野高徳容疑者が逮捕されましたが、こちらも受け子の斡旋をしていた疑いがありますので、同様な犯罪が根深いことが伺えます。
犯行動機は?
犯行動機はこの事件も明らかにされていませんが、見知らぬ男性からキャッシュカードを盗み取ろうとしていることから『お金目的』であることは間違いないでしょうね。
余罪の可能性
余罪の可能性については「ある」と思った方が良いでしょう。
単独犯ではなく、詐欺グループとして組織だって高齢者を狙った犯行なので、犯行が今回の1回だけとは考えられません。
警察も余罪について調べる(携帯電話の解析等)と語っています。
まとめ
本日2件目の特殊詐欺に関する犯罪です。
特殊詐欺ということで被害者のほとんどが高齢者です。
高齢者のなけなしのお金を盗み取ろうとする輩は許せないですね。
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