ブルセラ症で腎機能不全を発症!どんな病気で症状は?伝染の心配は?

病気

5月15日新菌種である「ブルセラ症」により人機能不全になっている64歳の男性がいることが明らかになりました。

なぜこの「ブルセラ症」が注目されるのかと言うと、本来であれば国内外に存在しないはずである新しい菌の種類だからです。

新しい菌が見つかったということは、感染経路や症状、治療法などが明確になっているのか気になるところです。

また、感染能力はどれほどなのかについても気になるところです。
まずは「ブルセラ症」とは どのようなものなのかを確認するところから始めましょう。

ブルセラ症について

(1)ブルセラ症とは?

厚生労働省のホームページの定義を見てみると、ブルセラ症は主に動物(牛、豚、山羊、犬、羊)が感染する感染症であるものの、、ブルセラ属に属する原因菌に感染することで発症する感染症とのことです。別名として一時ニュースで報道されていたマルタ熱や地中海熱とも呼ばれるようです。

(2)感染経路

先ほどあげた動物の肉・乳、乳製品などの加熱処理が不十分だと人間にも感染するとのことです。ただ、人間から人間への感染については稀とのこと。

(3)潜伏期間

ブルセラ症の潜伏期間は1週間から3週間が一般的ですが、中には数ヶ月間という長期間潜伏しているとの報告もあるようです。

(4)症状

ブルセラ症の症状については、インフルエンザに似ているとのこと。

具体的には、体がだるくなる倦怠感や発熱、異常に汗をかく、腰や背中部分が痛い、関節が痛い、悪寒がするなどの症状です。他には、関節に炎症したり、リンパ節が腫れるなどの症状も見られるとのことです。

(5)治療法

ブルセラ症は菌による感染症なので、抗菌薬であるテトラサイクリン系のお薬が有効とされています。また、細胞の中で寄生することから、抗菌薬であるリファンピシンやキノロン系のお薬を合わせて投与する必要があるとのことです。

(6)報告義務

ブルセラ症の発症を確認すると石は保健所への報告が義務付けられています。

 

なぜ人機能不全になったのか

今回、ブルセラ症を発症したのは64歳の男性。

長野県在住で職業については、現在無職で、以前はトラック運転手をされていたとのこと。

海外への渡航履歴はないものの猫やにわとりを飼育しているとのことです。

この男性に異変が生じてきたのは2017年4月頃。

最初、食欲がなくなり、その後高熱(39度以上)が1週間続く。

その後、2ヶ月後には腎機能が急激に悪くなったとのことで、透析治療を行ったものの腎機能が回復することなく、現在も透析治療を行っているとのこと。

お医者さんが、このような状況を鑑み、検体を国立感染症研究所に診断を依頼し、今回の「新しい菌種」であることが判明し、菌の遺伝子解析から菌に感染したねずみと今回腎機能不全をとなった男性が接触した可能性を示唆しました。

ただ現在の所、ブルセラ症に感染した原因は特定できていないようです。

 

感染が広がる可能性は

国立感染症研究所の担当者によると、今回の事例は特殊であるため一般の人に感染する心配はないとのことです。

腎臓が持つ主な機能は、体内の老廃物や余った水分を体の外に放出しすることで、血液を綺麗にすることが挙げられます。
最後に腎機能不全について簡単に確認してこの記事を終えることにします。

 

腎機能不全とは

腎機能不全とは、腎臓の機能が低下することによる腎臓が持つ機能が果たせなくなる状態のことです。

簡単にいうと、「ろ過」する機能とも言えます。

また、腎臓にはもう一つ重要な機能があります。

それは、ホルモンを作り、分泌することで、骨髄で作られる赤血球は作られますが、赤血球を作るよう促すのも腎臓です。また、血圧を調整する機能も持っています。

その他にも腎臓がもつ機能はありますが、どちらにしても重要な臓器である腎臓の機能が停止するというのは人体の働きを維持する上で非常にやっかいなことだと言えます。

まとめ

ブルセラ症による腎機能不全と聞き、頭の中は???になりました。

今回の事例は特殊な事例とのことですが、原因が一日も早く明らかになることを望みます。

菌の突然変異などで、現在作られているワクチンなどが効かないとこわいですからね。

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