杉内俊哉は工藤公康・和田毅と同じ負けない投手だったが142勝で引退!

プロ野球

ジャイアンツの杉内俊哉投手が今シーズン限りで引退することが明らかになりました。

 

杉内俊哉投手はプロでは、ホークスとジャイアンツに在籍したわけですが特にホークス時代の活躍は記憶に残っています。

 

高卒でホークスに入団し、すぐに頭角を現した杉内投手なので、142勝で引退するのは寂しさも感じますが、この記事では、ホークスに在籍した同じ左腕である工藤公康投手と和田毅投手との共通点に絞ってご紹介したいと思います。

プロフィール

出身地    : 福岡県大野城市
生年月日   : 1980年10月30日
出身校    : 鹿児島実業高校

 

杉内投手が生まれたのは鹿児島県ではなく福岡県大野市です。

小学校4年生の時に野球を始め投手は小学校6年の時に野手から転向してなったということですが、すごいのが投手に転向したばかりでありながら全国大会に出場しベスト16に勝ち上がっていることです。

当時から投手としての才能があったということでしょう。

その後中学校になっても投資としての才能は発揮されます。

もちろん中学校なってもエースで、チームを全国大会に導き全国大会準優勝を勝ち取っています。

 

その実績を引っさげて高校進学となるわけですが、福岡県の強豪校を選択するのではなく、同じ九州でも鹿児島県にある鹿児島実業を進学先に選んでいます。

鹿児島実業といえば鹿児島県代表として何度も甲子園に出場している強豪校です。

鹿児島実業の野球がしたい、もしくは甲子園に出たいという理由で鹿児島実業選んだのかと思いきや、「寮生活に好奇心を持っていた」というわけを聞いてびっくりしました。

寮生活への好奇心から進学校を選ぶとは変わった動機を持った選手だと思いました。

 

成績と年俸

杉内投手の主な成績は次の通りです。

勝数 負数 防御率 奪三振 年俸
2002年 2 2 5.93 45 1500万円
2003年 10 8 3.38 169 1500万円
2004年 2 3 6.9 51 5300万円
2005年 18 4 2.11 218 4000万円
2006年 7 5 3.53 114 1億5000万円
2007年 15 6 2.46 187 1億2000万円
2008年 10 8 2.66 213 1億9000万円
2009年 15 5 2.36 204 2億3000万円
2010年 16 7 3.55 218 3億
2011年 8 7 1.94 177 3億5000万円
2012年 12 4 2.04 172 3億5000万円
2013年 11 6 3.35 149 5億円
2014年 10 6 3.16 145 5億円
2015年 6 6 3.95 93 5億円
2016年 0 5000万円
2017年 0 5000万円
2018年 0 2500万円

2002年から2011年までがホークスの所属し、

2012年から2018年までがジャイアンツです。

こうやって見ると、ホークスからジャイアンツに移籍することが年俸は大幅に増加していますが、残念ながらジャイアンツで得た年俸に見合う活躍は出来なかったとも言えそうです。

2012年から2014年まで2桁勝利は達成しているもののなんとか10勝をクリアしたレベルなので年俸に比べるほどの活躍とは言えないでしょう。

 

杉内俊哉・工藤公康・和田毅 3投手の共通点

杉内選手、工藤選手、和田選手、この3人の選手に共通しているのは次のようなことです。

  • ホークスに在籍していた
  • 左腕
  • ゆったりとしたフォーム
  • コントロールが良い

 

3選手とも見ていてこんなにゆったりとしたホームから厳しいコースにズバッとしたストレートを投げる。そして、鋭いブレーキのかかったカーブを投げるといったことでしょうか。

 

杉内選手が登場した時には「工藤選手にそっくりだな」という印象を受けました。

 

体格面でも3選手は良く似ています。

3選手とも投手の割には身長もそれほど高くなく、150キロを超える剛速球をバンバン投げるタイプの投手ではありません。

しかし、負けないのです。

これが一番大きな共通点ですね。

 

杉内投手は成績を見ていただくと分かる通り142勝77敗と圧倒的に勝利数が多いのです。

和田投手についても2017年終了時点で131勝71負(日米通算)とこちらも勝利数が圧倒的に多いです。

名球会入りしている工藤投手については224勝142敗で引退していますが、こちらも圧倒的に勝利数が負け数を上回っています。

 

3選手とも負けない投手と言えます。

 

杉内投手も和田投手も体格こそ大きくないもののコントロールが良く、同じフォームから球速を変えたストレートや変化球を思うところに投げることができます。

 

だからバッターからすると狙い球が絞れないようですね。

 

よく球の出所という言葉が解説者の中で出てきますが、最速の球が140キロであっても同じホームから120キロ台のカーブを投げられてはタイミングを合わすことはできないということです。

 

それにしてもこの3選手、本当にフォームが綺麗です。

 

杉内投手の偉業

杉内投手は高校時代からノーヒットノーランを記録するなどプロに入ってからも偉業と呼べる実績がありますのでご紹介します。

 

ノーヒットノーラン

杉内投手は2回ノーヒットノーランを記録していますが、次の2回です。

 

(高校時代)

1998年第80回全国高等学校野球選手権大会1回戦八戸工大戦

(プロ時代)

2012年5月30日巨人楽天戦

シーズン200奪三振

シーズン200奪三振を4回記録しており、体格は大きくないものの三振が取れる投手であることも証明されています。

  • 2005年
  • 2008年
  • 2009年
  • 2010年

最多勝・最優秀防御率・沢村賞・MVP同時受賞

2008年シーズンは200奪三振だけでなく、下記の賞を同時受賞しています。

  • 最多勝    : 18勝
  • 最優秀防御率 : 2.11
  • 沢村賞
  • MVP

 

これだけでなく、死球、暴投、ボーク、失策もゼロとなっているので、完璧に近いシーズンだったと言えますね。

全球団から勝利

杉内投手はセパ全球団から勝利することを達成しました。

この記録は、ホークスの先輩である工藤公康さんについで2人目の快挙です。

 

まとめ

ついに杉内投手引退ですね。

ここ3年間は故障で思うように投げれず詳しい思いをしたことでしょう。

年俸も2015年の5億円から2016年は5000万円と10分の1にまで減ってしまいましたが、本人からすると契約してくれたことに感謝しているようなので良かったのではないでしょうか。

この3年間は若手に対して積極的にアドバイスを送っていたようですので、今後指導者の道に進むときを考えると良い経験をしたのかもしれませんね。

これまでご苦労様でした。

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