全米オープンテニスで優勝し日本中で大フィーバーとなっている大坂なおみさんです。
全米オープンで大坂さんが勝ち上がるにつれて注目され、優勝したことで大きく売れ行きを伸ばしたのがラケットでした。
その理由のひとつが、「大坂なおみさんが市販品ラケット使っている」と言われていたからです。
でも、こにきて大坂なおみさんが使っているラケットは市販品ではないことが判明。
大坂なおみ“市販品”ラケット ヨネックス社が「事実と相違」でお詫びと訂正 https://t.co/SnteLAFnQu
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) 2018年9月14日
どのくらい違っているのかをご紹介します。
大坂なおみさんが使用しているラケット
大坂なおみさんが使用しているラケットはヨネックス(YONEX)製のラケットです。
モデルは「EZONE98」。
通常、大坂なおみさんクラスのテニスプレーヤーになると、「大坂なおみ」さんの要望を聞き、大坂なおみさんだけのモデルのラケットを使用することが多いです。
その後、ヨネックス(YONEX)などのメーカーでは「大坂なおみモデル」として市販販売する流れになります。
しかし、全米オープンテニスで優勝した時に大坂なおみさんが使用するラケットはほぼ市販品だと説明されていたのです。
このことを聞いたファンは大坂なおみさんが使用しているヨネックス(YONEX)製ラケット「EZONE98」を求め大きく売上を伸ばしていたのです。
でも、状況が一気にかわりました。
大坂なおみさんが使っているラケットが「EZONE98」であることは間違いないようですが、カスタマイズが行われており、「ほぼ市販品」という表現をラケット製造元のヨネックス(YONEX)社が撤回しました。
ここで気になるのがどれほど市販品と違うのかです。
市販品との違いを確認してみましょう。
大坂なおみ使用ラケットと市販品との違い
ヨネックス(YONEX)社によると、市販品との違いは次の点だということです。
- 重量
- バランスポイント
- グロメット
ヨネックス(YONEX)社がほぼ市販品としていたのは重量、バランスポイントともに市販品との誤差が約2%と小さいからとのことでした。
しかし、実際には大坂なおみさんの要望でカスタマイズしているため、市販品との誤差が大きくなったとのことです。
【市販モデルとの違い】
重量 | バランスポイント | |
---|---|---|
市販モデル | G2・3(平均305g)/LG1・2(平均285g) | G:平均315(mm)/LG:平均330(mm) |
大坂なおみ専用モデル | 312g | 308mm |
大坂なおみ専用モデルは重量は市販品よりも重く、バランスポイントは小さくなっていますね。
まとめ
大坂なおみさんが全米オープンテニスで優勝したことで、「YONEX EZONE98」が大きく売れ行きを伸ばしているわけですが、ラケットを購入している人たちは今回発表された誤差については気にしないと思います。
なぜなら、普段からテニスをしている方は自分にあった重量やバランスポイントのラケットを購入するからです。
大坂なおみさんと全く同じ設定のラケットが欲しいという方はそれほど多くはないのではないでしょうか?
同じ「YONEX EZONE98」であれば問題ないのでは。
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