2018年11月27日放送の「マツコの知らない世界」で養殖ブランドうなぎを紹介する高城久さん、高城光寿さん親子が登場します。
マツコの知らない世界 に 筆ペン体験講座の先生がテレビにでておりました^_^ 高城久さん(*^^*)鰻好きなのねー(^^) pic.twitter.com/RNEzazm1lr
— 杏奈II (@anna515cajon) November 27, 2018
中でもお父様である高城久さんは、うなぎマニアとして知られ、「食べログうなぎ百名店2018」も発表している方です。
このような背景があり、高城久さんと同じうなぎ好きからも熱い支持を集めているという人物です。
ただ、高城久さんの職業がうなぎに関係あるのかと言うとそうではないのです。
この記事では、高城久さんが天然うなぎではなく養殖うなぎを進める理由。
そして、高城久さんの職業、さらには、なぜうなぎにのめり込んだのかについてお伝えしたいと思います。
目次
高城久さんのwikiプロフィール
名前 | 高城久![]() 引用元:食べログMagazine |
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生年月日 | 1962年2月7日 |
出身 | 千葉県佐倉市 |
学歴 | 帝京医学技術専門学校柔道整復科卒業 |
高城久さんは、1962年2月7日千葉県佐倉市で生まれ、2018年11月26日現在56歳です。
職業は『整体師』さんです。
そうです、高城久さんの本業はうなぎとは全く関係がない整体師さんなのです。
高城久さんは、うなぎマニアと呼ばれるほどうなぎに詳しく、うなぎ大好きな方なのですが、本業がうなぎや食に関係する職業ではなく、整体師さんというのが気になりますね。
高城久さんはなぜ、整体師になったのかをお伝えします。
高城久さん整体師になった理由
高城久さんは、小さい頃から体が弱く病弱だったようで、健康に対する意識が高かったそうです。
そんなある日、高城久さん親戚の友人である治療院に通ったことで、体質が変わっていったとのこと。
病弱だった体が強くなったことで整体師を目指すことになったようですね。
しかし、本業が整体師さんの高城久さんですが、うなぎにはとは大きな縁があったのです。
次は、高城久さんがなぜうなぎが好きになったのかについてみてみましょう。
うなぎが好きになった理由
高城久さんが、千葉県佐倉市に生まれたことはお伝えしました。
実は、高城久さんの生まれ故郷である千葉県佐倉市はうなぎの産地だったのです。
今では千葉県佐倉市がうなぎの産地だったと言われてもイメージできない方が多いかもしれません。
しかし、以前の佐倉市は家族で外食する時はうなぎを食べに行くのが普通だったというほどうなぎと関係が深かった土地だったそうです。
ただ、時代と共に日本でうなぎの消費量が減っていきます。
うなぎの消費量が減ったのには天然うなぎが取れなくなったこともあるでしょう。
しかし、天然うなぎが取れなくなったとしても海外からの輸入が多かった時代もありました。
それなのにうなぎの消費量は減っていったのです。
さらに、数年前に産地偽装の問題や海外からの輸入品への信頼性が低くなったことでうなぎの流通量が減り価格が高騰したことも、日本国内でのうなぎの消費量が減った大きな要因の一つなのではないでしょうか。
そんな中、高城久さんは、うなぎの魅力をブログで発信することを思い立つのです。
「うなぎ大好き・どっとこむ」を立ち上げた理由
高城久さんは、うなぎ屋さんを応援するために『うなぎ大好き・どっとこむ』を立ち上げます。
なぜなら、全国のうなぎ屋さんが減っていくことに寂しさを覚えたからです。
ブログにはどのようなことが書かれているのかと言うと、高城久さんが全国のうなぎ屋さんを実際に訪ねて得た情報をブログで紹介しているのです。
高城久さんが天然ではなく、「養殖ブランドうなぎ」をすすめるわけ
一般の方に、「天然と養殖のうなぎを比べてどちらが美味しいですか?好きですか?」と質問すると多くの人が天然うなぎと回答すると思います。
しかし、高城久さんは天然うなぎよりも養殖うなぎをおすすめしています。
ただ、ここで注意していただきたいのが、単なる養殖うなぎではないということです。
養殖うなぎではなく『養殖ブランドうなぎ』を高城久さんはおすすめしているのです。
「養殖ブランドうなぎ」と「養殖うなぎ」の違い
「養殖ブランドうなぎ」と「養殖うなぎ」の大きな違いは『成育年月』です。
【「養殖うなぎ」の育成年月】
養殖うなぎは、うなぎの稚魚であるシラスを『池』に入れて半年ぐらいで出荷され食卓に並びます。
【「養殖ブランドうなぎ」の育成年月】
養殖ブランドうなぎは、 養殖うなぎのように『池』ではなく、 伏流水(※)を使を使い、生育期間はか1年以上と養殖うなぎと比べると倍以上の生育期間をかけて育てます。
高城久さんによると、「養殖ブランドうなぎ」は天然うなぎと比べると、誰もが美味しいと感じないかもしれないが、養殖ということで、うなぎによる味のばらつきがなく一定しており、かつ肉厚で脂が乗っているものの、天然うなぎほど油っぽくないところがおすすめ理由のようです。
※ 伏流水伏流水についてですが、通常川の水は土の上を流れていますが、 伏流水は土の下を流れている水だとイメージしていただければと思います。
伏流水は地下水と同じく、汚れや濁りがないという特徴があるため、伏流水でうなぎを育てることでうなぎ特有の泥臭さが抜け、あっさりとした味わいになるようです。
具体的には、「静岡県三島市のうなぎ」や「大井川の伏流水で育てられる共水うなぎ」、「四万十川優化イオンうなぎ®」などが伏流水を使用して育てられているようですね。
おすすめブランドうなぎ
以前、高城久さんがおすすめしていた養殖ブランドうなぎが食べられるお店をご紹します。
うなぎ坂東太郎
引用元:http://www.chuhei.co.jp/bandoutaro.html
利根川で取れる天然うなぎに近い味が特徴のうなぎです。
品質管理にも力を入れており、大量のうなぎを小さな池で育てるのではなく、個数限定で出来るだけうなぎにストレスを与えないような工夫がされています。
更に、「うなぎ坂東太郎」ブランドのうなぎとして出荷されるためには、予め定めた基準を満たす必要があります。
具体的な基準は、「うなぎの健康状態」や「うなぎの身の太さ」などです。
こだわりといえば、餌にもこだわっています。
通常の養殖ウナギの餌は、青身魚ですが、うなぎ坂東太郎で使っている餌は、白身魚に生あじのすり身をブレンドしたものです。
この餌を使うことで、脂が乗った旨味があり、癖のないうなぎに育つということです。
【「うなぎ坂東太郎」のうなぎが食べられるお店】
「うなぎ坂東太郎」のうなぎは次のお店で食べることができるそうです。
『八べえ』https://tabetime.com/pc/shop_detail/top/40021751
共水うなぎ
引用元:http://plaza.across.or.jp/~seiya-k/sub2.htm
共水うなぎは、静岡県焼津市にある共水グループが飼育している養殖ブランドうなぎです。
共水うなぎの特徴は、『天然うなぎと変わらぬ旨味と風味』です。
共水グループでは、昭和40年頃の全国でうなぎの養殖が増えている頃には普通の養殖うなぎの飼育を行っていました。
しかし、日本だけでなく海外でもうなぎの養殖業者が増えたことで業者間での競争が激しくなります。
業者間での競争が激しくなると各業者はコスト削減が重要課題になってきます。
しかし、コスト削減によって市場に流通するうなぎの味が低下したのです。
そこで、 共水グループではうなぎが持つ本来のおいしさの追求に努め、共水うなぎが誕生したということです。
現在、共水うなぎは、ブランドうなぎのパイオニアとして認められるほどの地位にありますが、共水うなぎの養殖方法にも特徴があるのです。
共水うなぎの養殖方法
共水うなぎの養殖には大井川の伏流水が使われています。
引用元:東京都水道局
この伏流水をふんだんに使い、うなぎがストレスを溜めないように、そして天然うなぎが過ごしやすい環境を作り出すことによって、本来うなぎが持っている味を自然に作り出す取り組みをしています。
うなぎの味については、養殖と天然を比較すると、はっきりと区別がつくほど差は大きいのですが、共水うなぎでは、天然うなぎがもつ味だけでなく香りについても再現することに成功しています。
高級うなぎには良質な脂が含まれていますが、共水うなぎにはこの良質な脂がうなぎの体内の25%を占めています。
しかし、脂の量が多くなるとしつこく感じられるものですが、共水うなぎにはこのしつこさだ感じられないところも大きな特徴です。
共水うなぎの成育年月
養殖ブランドうなぎの特徴として、 成育年月が長いとお伝えしました。
一般の養殖うなぎが半年程度で市場に流通するものが、養殖ブランドうなぎの場合は1年以上であるともお伝えしました。
共水うなぎの場合はどうかと言うと、なんと12ヶ月から30ヶ月という長期間にわたって育てていることからも天然うなぎと変わらない旨味が再現できているのでしょう。
共水さんのホームページでは共水うなぎの特徴を次のように書かれています。
- 全く臭くない
- 小骨を感じない
- 油っぽくない
- 身も皮も硬くない
- DHA・EPAが多い
- ビタミンが豊富
- ミネラルが豊富
- とっても甘い
【「共水うなぎ」が食べられるお店】
「共水うなぎ」は次のお店で食べることができるそうです。
『うなぎ 浜名』https://tabelog.com/saitama/A1101/A110102/11003229/
まとめ
「マツコの知らない世界」に高城久さん、高城光寿さん親子が登場するということで高城久さんの経歴と養殖ブランドうなぎとはなにか、何が特徴なのか、どこで食すことができるのかをご紹介しました。
今回はじめて「養殖ブランドうなぎ」の存在を知りました。
天然うなぎと旨味や風味は同じでありながら脂によるしつこさがないということですから一度食べてみたいと感じました。
そいいえば、最近うなぎは食べていないことにも気づきました。
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