マジシャンのメイガスさんをご存知でしょうか?
\ #逆転人生 4コマ★ストーリー(^Д^)/
紅白出場の超絶マジシャン #メイガス
廃業からの逆転イリュージョン!#生駒里奈 #平野ノラ #山里亮太 も仰天のマジック!
主演は #勇翔 ( #BOYSANDMEN )
語りは #神谷浩史 登場!今夜10時 総合 pic.twitter.com/2icEoOUiYG
— NHK編成センター (@nhk_hensei) September 28, 2020
メイガスさんは、「マーリン・アワード 2018」を受賞するほどの世界的なマジシャンなのですが、SNSを中心にマジックには付き物の「種明かし」について論争がおきているのです。
この件についてメイガスさんが自らの言葉で見解を述べました。
その内容を聞くと「ごもっとも」と感じる内容でした。
この話を聞くと、メイガスさんがマジックで特許を取得したというのも納得できました。
「種明かし論争」とは?
マジック業界では現在、「種明かし論争」が繰り広げられており、特に、SNSにおいてあるマジシャンが煽っているとのこと。
実際、YouTubeの動画を観ると煽っていますね。
マジックといえば種があるのは当然ですね。
種がなければマジックではありませんから。
この種に当たる部分は商品で例えれば「特許」のようなものです。
産業界では特許がなければ真似し放題です。
マジック業界ではこれまで暗黙の了解で種明かしをするマジシャンはいませんでした。
当然ですね。
特許である「種明かし」をすることでマジックの醍醐味は失われてしまうわけですから。
とはいっても、大昔に作られたマジックで誰もが知っているマジックについてはちょっとニュアンスが違うようですが・・・
しかし、コロナ禍の現在、マジシャンが自身が運営しているYouTubeチャンネルなどでマジックの種明かしを行っているとのことなのです。
マジシャンの中でも「種明かし推進派」と「種明かし否定派」があるようで、メイガスさんは「種明かし否定派」。
ただ、メイガスさんは2019年2月にDeAGOSTINIが販売する「ザ・マジック」の監修をしているのです。
メイガスさん種明かし鬼反対なのに。
ディアゴ?で種明かししとるよなあ。
利益は団体にでも寄付するのかな?
どんな思想があれ絶対全部オリジナルなわけないから人のネタで金稼ぐ行為は一緒なんだよな。
今はYouTubeも快適に見るためには有料だし。— 日本一のマジシャンポンチ(手品先輩) (@magicianponti) December 26, 2018
当然、この商品は購入者にマジックを教えるわけですので種明かしがされているはずですね。
「種明かし推進派」からすると、メイガスさんは種明かし反対といいながら「ザ・マジック」の監修をしているじゃないか、となるわけです。
この件についてメイガスさん本人が「種明かし論争」について見解を述べました。
メイガスさんによる「種明かし論争」に対する見解
メイガスさんのスタンスとしてマジックの「種明かし」をすることは否定的なスタンスのようです。
当然ですが、マジックの種とはマジックの肝になる部分で簡単に真似されてはマジックを商売としてる人たちにとっては致命的だからです。
しかし、SNSなどでマジックの種明かしをする風潮は数年前から増えてきているようで、コロナ禍でその傾向はより顕著になってきていることはメイガスさんも認識しているとのこと。
だから、メイガスさんとしても「全てのマジックの種明かし」を反対しているわけではないそうで、SNSでの反論に対しても個人名をあげて反論はしていないとのことです。
メイガンさんにはマジックの種明かしが許せる範囲があり、その範囲とは、マジックが作られてから長い時間が経過して、マジック開発者が亡くなっている方のマジック。
音楽でいうとクラシックのように誰もが知っているようなマジックについては種明かしもやむ無しということでしょうか。
その理由は、種明かしをしたことでマジック開発者の利益を損なうことがないからだそうです。
しかし、マジック開発者がご存命で、そのマジックが商売のネタになっている場合にはマジックの種を明かされることでマジックという商売が成り立たなくなります。
メイガスさんは、プロのマジシャンの利益を損なうことがないように考えいるようです。
プロマジシャンからしたらありがたいことですね。
一方で、この見解に対する反対意見もあります。
完全同意です
メイガスさんは単純にチャンスが来て自分のポリシーを捨てただけだよね。
種明かしあんだけボロクソに言ってたくせに30年前のマジックは種明かしオッケーという意味不明な事言い出した。 https://t.co/TxWcIvD4PP— 日本一のマジシャンポンチ(手品先輩) (@magicianponti) March 6, 2019
この意見はこの意見で納得です。
判断基準を誰がどのように決めたのかが重要ですからね。
マジックの上映権は特許のようなもの?
マジックにとっての種あかしが、マジックで商売を行うプロマジシャンの利益を損なうことはお伝えしました。
そこで、メイガスさんは「マジックの上映権を販売」しているそうです。
メイガスさんとは関係ないですが、同じマジシャンであるMr.マリックさんもあるマジックの、「1年間自由に使える権利」を購入して披露していたそうです。
この場合は、権利の貸与のような形ですね。
どちらにしても、マジックの種は知的財産と同じなので知的財産権が認められても良いのではないでしょうか?
まとめ
現在マジック業界ではマジックの種明かし論争があり、メイガスさんが種明かし反対派としてどのような見解を持っているのかをご紹介しました。
マジックを観る側からすると「種を知りたい」とは思っても、知ってしまえば関心は薄れてしまいます。
そうなると、マジシャンは商売になりませんね。
そう考えると、メイガスさんの見解は納得できるものだと思いました。