吉野家店長の年収(給料)は?売上を増やすために出来ること・出来ない事

世の中のサラリーマンに「牛丼とは?」と質問すれば、多くの方が「吉野家」とこたえるのではないでしょうか?

 

安価な価格で、安定した品質と味で提供される吉野家の牛丼はファンが多いですね。

 

ただ、お客として吉野家で牛丼を食べるのと、吉野家の店長として働くのでは印象は大きく変わります。

 

吉野家の店長はアルバイト上がりの方が多いと聞きますが、年収や給料はどれほどなのでしょうか?

 

また、店長になった場合、店の売上を増やすために店長として出来ることは何なのでしょうか?

吉野家店長の年収や給料は?

 

吉野家店長の年収が気になったので調べてみました。

 

予想した通り、「吉野家の店長になったら年収はこれくらいだよ!」というものは見つかりませんでした。

 

ある求人サイトの同じ地域の店長の年収でも「400万円前半から500万円前半」まで100万円ほどの差があります。

 

同じ地域でもこの差が生まれます。

 

対象を全国に広げると、この差は更に大きく開いていくものと思われます。

 

なぜなら、店舗が出店される場所や競合店の状況で大きく店舗の売上が変わってくるからです。

店長の給料や年収は固定ではない

 

吉野家に限らず、チェーン店の店長のほとんどは固定給ではありません。

 

吉野家やコンビニなどのチェーン店の場合、入社1年、2年であっても店長になれます。

 

なぜ、経験が浅くても店長になれるのかと言えば、マニュアル化、画一化されれいるからです。

 

全国大量出店するような吉野家のような業態ではフランチャイズ店のことも含めて、あらかじめ本部でメニュー開発、発注方法、作り方など店舗運営のほとんどのことがマニュアル化されています。

 

言い方を変えると、マニュアル化されているからこそ、誰が行っても一定の成果を生み出せるというわけです。

 

入社1年目や2年目の経験が浅い社員でも店長が務まるとも言えます。

 

しかし、良い面があれば悪い面もあり、この悪い面が店長の給料に大きく影響することになります。

チェーン店の店長には権限が少ない

 

先程、吉野家のようなチェーン店ではマニュアル化されているとお伝えしました。

 

一方で、マニュアル化されいるということは「裁量がない」とも言えます。

 

要するに、店舗の売上を増やそうと独自メニューを開発したり、食材の変更などを独自に変えられないということです。

 

そして、チェーン店の売上に最も大きな影響を与える店舗の立地決定権を持っていません。

 

チェーン店の売上は店舗がどの場所にあるかで売上が大きく変わってきます。

 

なぜなら、店舗のある場所の近隣の環境で人出や人の流れが変わるからです。

 

店舗の前を通行する人の流れが多くなれば、店舗に入店する人の数も自然と増えますが、競合店が増えると人の流れが変わり、一気に店舗に入店する人の数も減ることになります。

 

だからといって、店舗を違う場所に移転することはもちろん、どこの店舗の店長になるかの選択権は持っていません。

 

店舗の売上が減るということは店長の給料が減ることに繋がりますし、売上が増えれば給料が増える可能性が高くなります。

 

要するに、店舗の売上と店舗の立地は大きく影響するということです。

 

そして、チェーン店の店長に店舗内で行える売上向上策は限られていて、出来ることは少ないとも言えます。

 

現在、コンビニ店長が24時間営業について本部を訴えていますが、この問題も店舗で出来ることが限られていることを表しています。

まとめ

 

吉野家店長の年収(給料)がどれ程なのか、また、吉野家の店長になった場合、店長として売上を増やすために出来ること・出来ない事をお伝えしました。

 

チェーン店はマニュアル化されているため、若くても店長として働くことは出来ます。

 

しかし、一方で店長として出来ることは限られているため売上を簡単に増やすことは出来ません。