NMB48を卒業したメンバーは一定期間芸能活動をすることができません。
この事に関しては、ファンの間では語られてきましたが表沙汰にはならなかったのです。
しかし、明日発売の週刊文春が NMB48のメンバーが所属している「KYORAKU吉本.ホールディングス株式会社」との間で交わしている契約書を入手したと発表されました。
これまで NMB48を卒業したメンバーが強いられてきた事例と今回週刊文春が報じる内容について確認していきましょう。
NMB48卒業後のメンバー
NMB48を卒業したメンバーは大きく二つに分かれます。
- 所属事務所を退所する。
- 所属事務所はそのままに活動を続ける。
大きくは上記の二つのパターンです。
問題は一つ目の「所属事務所を退所する」場合です。
これまで NMB48を 卒業し事務所も辞めた場合、他の事務所に移籍したメンバーはいません。
そして、 NMB48卒業してから2年ほどすると SNS で事務所移籍報告をちらほらと目にするようなことがありました。
また、48グループを卒業したメンバーが 経営する お店でアルバイトするなどといった報告もみられました。
しかし、人気のあったメンバーで芸能界を引退したわけでもない若い女の子が新しく活動するという報告が見られなかったのです。
これは、NMB48の1期生の卒業メンバーの頃からあったことです。
同じような事が続くため、ファンの間では「2年縛りがある」とささやかれるようになったのです。
その決定的な事例が、NMB48の人気メンバーだったみるきーこと「渡辺美優紀」さんの行動に見られます。
渡辺美優紀さんの事例
渡辺美優紀さんはNMB48を卒業するとき、次の進路を明確にしないまま卒業して行きました。
芸能界が嫌になったというわけでもなく、次の所属事務所を告げるわけでもなく所属事務所を辞めていったのです。
その後、渡辺美優紀さんは SNS を使って新しい行動を発信していました。
しかし、何度となく直前になって中止が発表されたのです。
この時噂されたのが「2年縛り」を行なっている事務所の圧力です。
この圧力が明確な形になって現れることはありませんでしたが、大きな力が働いて渡辺美優紀さんの行動を阻止していたと考えることが出来ました。
そして今回の週刊文春の報道です。
週刊文春に掲載されている下記の画像をご覧ください。
引用元:文春オンライン
この契約書を見ると、間違いなく「事務所との契約が終了した後2年間は対外的な芸能活動を行ってはならない」と明記されています。
事務所の言い分
昨年、人気モデルの ローラさんが今回と同様の奴隷契約を結ば出されているという話がありました。
この時公正取引委員会でも問題となって、その後和解が成立しています。
このようなことがあったからかNMB48のメンバーが所属する契約事務所は「契約書を盾にとって芸能活動を制限したことはない」と言っています。
そして、2018年3月に契約したメンバーとの契約では先ほどご紹介した芸能活動を制限させる条項はないと主張しています。
そして、次が問題の項目です。
事務所側は、以前に契約したメンバーについては「相談があれば2年縛りはなくす」
と述べています。
しかし、これまでNMB48を卒業していたメンバー全て契約内容が変わったことを知らせていない状態で、事務所に相談するはずがありませんね。
苦しい言い訳ですね。
まとめ
今回のことが表沙汰になったことで 元NMB48のメンバーが表舞台に帰ってくることも十分考えられるのではないでしょうか。
特にNMB48の絶対的エースの山本彩さんとツートップを張っていた渡辺美優紀さんの復活を楽しみにしているメンバーも多いのではないでしょうか。