【羽生結弦】仙台平(家紋つき)の袴の特徴は?値段は?

2018年7月2日、今年の平昌オリンピックで男子フィギュアスケート2連覇を橋遂げた羽生結弦さんが国民栄誉賞授賞式に参列しました。

羽生家の家紋がつき仙台平の袴で堂々の受賞となりました。

仙台平の袴姿が凛々しい羽生結弦さんでしたが、「仙台平の袴」とはどのような袴でどれくらいの値段がするのか気になったので調べて見ました。

仙台平の袴とは?

「仙台平(せんだいひら)」とは羽生結弦さんの出身である宮城県仙台市で作られる絹織物のことで、「仙台平の袴」とは、仙台平で作られた袴ということになります。

「仙台平」は伝統的な絹織物で、江戸時代から明治時代には袴の中でも最高級品袴として有名でした。

しかし、明治維新以降は洋服の需要が増える一方で袴の需要が急激に減少したことで原産を余儀なくされ、毎年生産量は減り続け、現在仙台平を作っているのは1社だけとなっています。

なお、仙台平は「重要文化財」に指定されています。

仙台平の特徴

仙台平の絹織物の生地に特徴があります。

生地としては堅牢なため「しわ」になりにくいという特徴があります。

具体的には、「風合」「味」「香」「気品」が特徴です。


引用元:https://www.takashimaya.co.jp/

 

仙台平の袴の値段は?

お伝えしたとおり、現在仙台平を作っているのは1社しかありません。

そして、最高級の絹織物となれば値段も高そうですね。

高島屋で販売されている下記の仙台平の生地だけでも「311,040円」の値段が一番安く、一番高い値段は「1,598,400円」ついています。


311,040円
引用元:https://www.takashimaya.co.jp/

 


1,598,400円
引用元:https://www.takashimaya.co.jp/

ただ、「仙台平風」であれば1万円以下で販売されています。

 

羽生結弦が国民栄誉賞授与式で来ていた仙台平の袴

今回の国民栄誉賞授与式で羽生結弦さんが着ていた仙台平の袴は、人間国宝「甲田綏郎」さんから贈られたもので、伊達藩藩主が使っていたということです。

 

まとめ

羽生結弦さんの国民栄誉賞は最年少での受賞ということです。

受賞については受けたものの、記念品については辞退したようです。

辞退の理由がまた格好良いんですよ。

「自分だけの受賞ではないから」という理由です。

自分だけ記念品を頂くことは出来たいということみたいですね。

既に、オリンピックの金メダルの2連覇しているわけですが、金メダルというよりも「金メダルは結果」として、常に先のレベルを追い求めているので、次回のオリンピックでも期待できそうですね。