日大プロレスサークルNUWAで全身不随?いじめ指示役Xと実行役Yは誰?大学の反応がヤバい

日大で新たないじめ事件が文春オンラインにて明らかになりました。

 

 

いじめ事件があきらかになったのは日大プロレスサークル「NUWA」

 

日大プロレスサークル「NUWA」に在籍していた被害者のA君がプロレス技をかけられ、全身不随になっているのです。

 

それも、偶然による事故ではなく、意図的な指示による過失のようで、現在A君は警察に被害届を提出し、加害者とされる「X」と「Y」は業務上過失障害の疑いで書類送検されており、2020年5月21日に公判が開かれる予定とのこと。

 

ただ、今回の事件はただのいじめ事件だけではなく、日大側の反応がヤバいのです。

 

現時点で明らかになっている事件の詳細をお伝えします。

事件の要約

 

今回の日大プロレスサークルNUWAでのいじめ事件を要約してみます。

 

事件が起きたのは2017年8月1日のこと。

 

場所は、「日大法学部6号館」です。

 

登場人物は、「A君」、「X」、「Y」の3人です。

 

被害者がA君で、A君はバックドロップにて首を脱臼し全身不随となります。

A君にバックドロップを仕掛け、怪我させたのが「Y」

Y君にバックドロップをかけるように指示したのが「X」

 

加害者とされる「X」と「Y」について名前など個人情報は公開されていません

今後の裁判で有罪とならない限り公表されることはないと考えられます。

 

これだけを見ると、偶然に起きた事故のようですが、内容を見ていくとX君によるいいじめ、そして、大怪我をさせても構わないというX君の意図が見えてきます。

 

ちなみに、日大プロレスサークルNUWAはクラブ活動ではなく、サークルですので日大の生徒以外も入会できたとのことで、練習は週2回。

 

いじめ事件で全身不随になったA君は日大以外の生徒です。

 

文春オンラインには次のような記述があります。

 

「AくんはXに、『次の試合でバックドロップを掛けられるように』と言い渡され、練習をすることになりました。技をかける相手役は新人のY。Xの高校時代の後輩で、がっちりとした体格でしたが、試合は未経験でした」(研究会関係者)

当時、AさんはXからイジメに遭っていたという。

「Xは練習中にAくんの脛を叩いたり、食費を出させたりしていました。Aくんを研究会に残らせるために『留年しろ』と脅かすことも。授業があるため練習への参加を断ったAくんに、しつこく『出てこい』と連絡していました」(同前)

身長166センチ、体重63キロと小柄なAさんは、あまり運動が得意ではなく、それまで主に“お笑い試合”に出場しているようなメンバーだった。Xの指示にAさんは困惑した。

「Aくんが完全に上半身をフリーに投げられる技を受けるのは初めて。周囲のメンバーは『大丈夫かよ』と心配していました」(同前)

技を3度かけられ、4度目の直前、XはYに「見栄えが悪い。振りぬく感じが足りない」と指示。それに従ったYは、Aさんを思い切り後方に投げ飛ばした。

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/18265953/

 

A君はXから日常的にいじめを受けているという間柄で、体格は小柄であまり運動が不得意です。

 

“お笑い試合”に出場しているようなメンバーで、上半身をフリーに投げられるバックドロップのような技を受けたことがない

 

A君にバックドロップを仕掛けたYは体格は大きいが試合経験はない

XにA君にバックドロップを指示したのはXで、XはYの高校時代の先輩

 

XはYに対して見栄えを良くするよう指示され、A君を思い切り後方に投げ飛ばした結果、A君は首を脱臼し全身不随となった。

 

Xは、A君の体格は大きくなく、本格的な技をかけるような試合には出ず、お笑い試合に出場するような人物だったことも知っていました。

 

Xは体格が大きな高校時代の後輩Yに対してバックドロップをA君に掛けるように指示していますが、バックドロップが危険な技だったことは知っているはずです。

 

 

それも、命の危険もある危険な技であるバックドロップを素人が素人に掛けさせるよう指示していたのですから驚くばかりです。それも「見栄え重視」って。

 

 

この状況だけでも、Xが安全を重視していないことは明白です。

 

しかも、A君のスマホに決定的な動画が残されていたのです。

 

今回の事故は、起こるべきして起きたと考えられる証拠となるでしょう。

X「もっとだよ。腰上げろ! お前、3年間サボってきたから、これだよ」

バン! マット上で再び受け身を取るAさん。

X「まだだよ。首から落ちろ、首から! 首から落ちるんだよ! 落ちても大丈夫だろ? 首から首から!」

周囲で「えへへへ」と笑い声が起きる――。

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/18265953/

 

「首から落ちろ、首から! 首から落ちるんだよ!」

驚くようなアドバイスです。

 

首から落ちたらどのような状態になるかわかっているはずです。

 

プロレスラーでさえ、受け身を取りそこねるとA君と同じ様な全身不随になった選手がいるほどです。

 

 

それも、XはYに対して見栄えを重視するあまり「見栄えが悪い。振りぬく感じが足りない」と思い切り後方に投げるように指示しています。

 

後方に投げるということは受け身が取りづらくなることくらいわかっていたはずです。

 

これを事故と言えるでしょうか?

日大側の反応がヤバい

 

今回の日大プロレスサークルでの事件を受けて、日大側の対応が酷いです。

 

日大側の見解は次の通りです。

『サークルの連絡会を開催して活動内容について注意喚起。大学として十分な措置を講じた』

『Xの指示はなかった』

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/18265953/

 

日大プロレスサークルNUWAはクラブではなくサークルです。

 

しかし、日大はプロレスサークルNUWAを公認し、顧問教員もいたということは、日大はサークル活動の運営に対して責任ある立場だったのです

 

それなのに、すでにお伝えしたような危険な練習を普段からしていることに気づかず放置していたのです。

 

もしかすると、顧問教員はサークルに立ち会っていなかったのかもしれませんね。

 

A君側はXとYに対して損害賠償を求める裁判を起こし、5月21日に公判が開かれる予定ですので、真実が明らかになってくることを見守りたいと思います。

日大不祥事の共通点

 

今回発覚したプロレスサークルでのいじめが行われたのは2017年8月のことです。

 

2017年といえば、日大でのアメフト販促タックル事件、チア部でのパワハラ・いじめ事件、水泳部でのいじめによる自殺事件と時期が重なるなるのです。

 

すべて、2016年から2018年のわずか3年の間に起きているのです。

 

  • アメリカンフットボール部反則タックル問題:2018年5月
  • 水泳部いじめによる部員首吊事件:2016年7月
  • チア部パワハラ・いじめ問題:2018年1月

 

すべて日大側は「いじめはなかった」として片付けています

 

でも、火のないところに煙は立たないということで、同じ時期に不祥事が多発するということは日大の体質に何らかの問題点があったとこは間違いないでしょう。

 

相次ぐ不祥事で日大は、国からの補助金もカットされるなどし、日大志願者も少なくなっています。

 

いろいろな問題があったので日大も変わったのかと思っていましたが、今回の対応を見る限りは変わっていないようようですね。

 

https://stbizmin.info/etc/amefuto-nichidai-higaitodoke.html

https://stbizmin.info/etc/nichidai-inouecouach.html

https://stbizmin.info/etc/nichidai-miyagawa-kishakaiken.html

 

https://stbizmin.info/news/nichidaichia-onokantoku-kainin.html

https://stbizmin.info/news/nichidaichia-buinshuki.html

【日大チアパワハラ】大野美幸監督が最悪もチア部員も同罪!友人を追い込む仕打ち!

 

https://stbizmin.info/etc/nichidaikouhoubu-amefutobu-komento.html

https://stbizmin.info/etc/nichidaigakuchou-kishakaiken.html

 

ネット上の声

 

 

 

 

まとめ

 

久しく聞かないと思ったら出てきた日大に関する不祥事。

 

今度は、プロレスサークルでのいじめ。

 

いじめの加害者が「X」と「Y」で「X」と「Y」は高校時代の先輩後輩の間柄で、「X」が「Y」に指示してA君にバックドロップを掛けさせて全身不随を引き起こしています。

 

それも、いじめの域を通り越して、最悪命の危険もあった事故で、被害者は全身不随の大怪我。

 

プロレスサークルNUWAは日大の認定サークルであり、顧問教員もいるのに学校側としては十分な措置を講じていたので責任はないと主張しています。

 

これから裁判が開かれますが、どのような判決となるのか注目したいと思います。

 

有罪判決が出れば「X」については名前が公表されるかもしれませんが、事件当時「Y」は未成年なので有罪であったとしても名前は公表されることはないでしょう。