【札幌爆発事故】海さくら平岸店の客・従業員47人以上の命が助かった理由が奇跡!

2018年12月16日午後8時半ごろに発生した札幌爆発事故ですが、爆発現場であるアパマンショップ平塚駅前店の隣にあった居酒屋「北のさかな家 海さくら平岸店」 には爆発当時お客さんと従業員合わせて47人がいたとのことです。

 

大爆発だったにも関わらず、負傷者42人のうち1名が重傷であるものの残りの40名については軽傷だったと報じられています。

 

大爆発とともに大きな火事に発展した海さくら平岸店ですが、店舗の1階、2階のほとんどの人が逃げ切れた理由が気になるところです。

 

この記事ではなぜ逃げ切れたのかについてお伝えします。


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札幌爆発事故の要約

今回の爆発事故が発生したのは冒頭にもお伝えしたように、2018年12月16日午後8時半ごろです。

 

爆発した場所は、 北海道札幌市豊平区平岸3の8にある「アパマンショップ平岸駅前店」です。

 

「北のさかな家 海さくら平岸店」のお客さんによると、爆発当時は「隕石でも落ちたのかと思った」や「震度3程度の自身が起きた」のかと思うほどの衝撃だったということです。

 


爆発の衝撃は凄まじく、「アパマンショップ平岸駅前店の店舗」は跡形もなく無くなっており、「北のさかな家 海さくら平岸店」についても驚くようなダメージを受けています。

 

今回の爆発事故での負傷者は41人ということで、1名が重傷、残りの40名が軽傷とのことです。

 

爆発事故が発生した16日は、火を扱う飲食店が火元ではないかと報道されていましたが、飲食店ではガス漏れ等は発生していなかったようです。

 

そして17日になって「アパマンショップ平岸駅前店」の従業員による「除菌消臭スプレー缶のガス抜き作業後に給湯器のスイッチを入れたことで爆発した」との供述で、「アパマンショップ平岸駅前店」が火元の可能性が高まりました。

 

海さくら平岸店の客・従業員47人以上の命が助かった理由

 

「北のさかな家 海さくら平岸店」では爆発当時お客さんと従業員を合わせて47名以上がお店の中にいたということです。

 

爆発は一瞬のことでお店の中にいた人はパニック状態だったということですが、あの火の中、ほとんどの人が逃げ切ることができています

 

店舗内にいた方々の話によると、店の中は火に包まれ相当な熱さだったということです。

 

店舗内で火災が発生したとき、炎は下から上へと登っていきます。

 

だから、1階にいた人は店の外に逃げることができても、火の手に防がれて2階の人が逃げることが出来なくて助かりにくいという傾向があります。

 

では、なぜ海さくら平岸店の客・従業員47人以上の命が助かったのでしょうか?

 

ここにも奇跡が起きていたのです。

 

47人の人の命を救った奇跡

 

爆発が発生し、 気づいた時には人の周りは炎に包まれていたようです。

そして、2階にいた人たちも逃げようと1回に続く階段に向かって集まっていたとのことです。

 

実はこのことが奇跡につながるのです。

 

なぜかと言うと、店舗は木造づくりで、爆発で弱っていました。

 

このような状態で多くの人が一箇所に集まったことで店舗の2階部分が崩れたのです。

 

このことで2階にいた人たちは1階に降りることができました。

 

そして、2階の天井が落ちてガレキで囲まれた一階にいた人たちは壁を蹴って外に出たということです。

 

次のような小さな奇跡が大きな奇跡を生んだのです。

  • 飲食店である居酒屋の店舗が木造づくりだった
  • 爆発で店舗の強度が下がっていた
  • 一箇所に人が集まることで2階部分が崩れた
  • 壁を蹴って壊し外に逃げることが出来た


もし、居酒屋が鉄筋コンクリート造りだったら蹴っても壁が崩れることもないので逃げ切れなかったかもしれませんね。

 

おわりに

ニュース映像を見る限り本当にテロでも起きたのかと思ってしまうような状況でした。

そんな中、爆発に巻き込まれた居酒屋の人たち47人の命に別状がなかったことは本当に奇跡のようです。

この記事でお伝えしたように、一つ一つは奇跡とは呼べないのかもしれませんが、小さな奇跡が集まると本当に奇跡になるんだなと感じました。