梅花高校チア熨斗香里コーチは箕面自由学園出身で元日本代表!

高校チアリーディングは、大阪、それも同じ豊中市にある2チームが毎年全国大会の1位と2位を独占する年が多いす。

 

優勝回数ではダントツの1位は「箕面自由学園」で2位が「梅花高校」です。

 

この2校がライバル関係にあるのは間違いないですが、ライバルというだけでなく、この2校の関係は深いものがあります。

 

この記事では梅花高校チア部のコーチである「熨斗香里コーチ」についてご紹介していきます。

 

野田一江コーチ(箕面自由学園)の経歴がヤバイ!教え子が熨斗香里コーチ(梅花)

 

熨斗香里コーチのプロフィールと経歴

 

 

熨斗香里コーチのプロフィールについてはあまり多くの情報は公開されていませんのでわかる範囲でご紹介させていただきます。

 

名前 熨斗香里(のしかおり)
生年月日 1980年または1981年生まれ
出身校
  • 箕面自由学園高校
  • 梅花女子大学文学部英米文学科
経歴 元日本代表

 

熨斗香里コーチですが、変わった名前ですが「のしかおり」と読みます。

 

出身地については詳細な記述がありませんが、高校が豊中市、大学が茨木市にありますので、大阪府が有力なのではと思います。

 

生年月日については詳細な記述はないのですが、2019年10月のある記事に39歳とありましたので、逆算すると1980年、または1981年だと思われます。

 

熨斗香里コーチですが、現在梅花高校チアリーディング部(レイダース)のコーチをされていますが、大学は梅花女子大学出身です。

しかし、高校は梅花高校チア部の最大のライバルである「箕面自由学園」チアリーディング部(ゴールデンベアーズ)出身です。

 

梅花高校は、学校法人梅花学園が運営している高校ですが、幼稚園から大学(短大含む)までの一貫校です。

 

一方、

 

箕面自由学園幼稚園から高校までの一貫校です。

 

熨斗香里コーチはいつから箕面自由学園に入学されたのかはわかりませんが、箕面自由学園には大学がありませんので箕面自由学園意外の大学に進学する必要があるわけです。

 

箕面自由学園チアリーディング部は高校チアの王者のようなチームですので、チアの強豪校に進学する人が多くなるのは自然のことです。

 

このような事情もあり、高校時代は梅花高校のライバルだった生徒も大学進学時には梅花女子大学を選ぶ人が多いようです。

 

なぜなら、大学チアで梅花女子大学チアリーディング部は強豪校だからです。

 

熨斗香里コーチは梅花女子大学チアリーディング部時代の2001年にミックスチーム日本代表に選ばれ、世界選手権で優勝を果たしています。

 

梅花高校チアリーディング部が創部されたのは平成17年ですが、創部のきっかけは梅花女子大学チアリーディング部が全国トップクラスに成長したことです。

大学だけでなく、幼稚園から大学まででチアリーディングに取り組むことになったという経緯があります。

 

そして、その時に白羽の矢が立ったのが梅花女子大学の卒業生だった熨斗香里さんだったのです。

 

梅花のチアリーディングは大学卒業生がコーチを努めているとのことです。

 

もうおわかりだと思いますが、高校チアで毎年しのぎを削っているライバル2校のコーチは、もともとは箕面自由学園の師匠と教え子なのです。

熨斗香里コーチにとって野田一江コーチ(箕面自由学園)に勝つのは恩返し

 

 

箕面自由学園チアリーディング部出身の熨斗香里さんからすると箕面自由学園チアリーディング部コーチの野田一江さんは師匠です。

 

※ 野田一江については下記を御覧ください。

野田一江コーチ(箕面自由学園)の経歴がヤバイ!教え子が熨斗香里コーチ(梅花)

 

あるインタビューか取材で野田コーチに対して次のようなコメントを残しています。

 

「チアについては本当に野田先生に教えて頂いた」

「野田先生を超えることが恩返し」

野田コーチと熨斗香里コーチのやり取りがほっこり

 

 

9連覇中の箕面自由学園を梅花高校が破って初優勝した2010年の野田コーチと熨斗香里コーチのやり取りがほっこりします。

 

2010年のジャパンカップでは9連覇中の箕面自由学園に大差をいつけて初優勝を飾った熨斗香里コーチ率いる梅花高校。

 

敗者チームとしてインタビューを受けている野田コーチの後ろから熨斗香里コーチが近づき、野田コーチに抱きつきます

 

 

熨斗香里コーチは「先生、やりましたよ!」というような表情です。

その笑顔を見た野田コーチはすかさず「こいつや、うっとうしいわ」と笑いながら返します。

 

熨斗香里コーチからすると、箕面自由学園でチアを教わった野田コーチが率いる箕面自由学園に勝つことが師匠である野田コーチへの恩返しだと思って頑張ってきて、やっと実現したという笑顔だったのでしょう。

 

師匠である野田コーチからしても、勝負に負けたことは悔しいでしょうが、負かされたチームを率いるのが教え子の熨斗さんということで、「とうとう負けてしまったわ」という気持ちだったのかもしれません。

 

しかし、野田コーチはこの時「来年優勝して、10連覇した辞める」と宣言したのですが、2011年から2018年まで8連覇を果たし、9連覇を目指した2019年はまたしても熨斗コーチ率いる梅花高校に連覇を阻まれるのでした。

 

梅花高校が初優勝した時に熨斗コーチは野田コーチに対して「野田先生にはずっと師匠でいてほしい」と涙ながらに語っていますが、この言葉は本心なんだろうと感じます。

まとめ

 

高校チアリーディングで2強である「箕面自由学園」と「梅花高校」。

 

梅花高校チアのコーチである熨斗コーチは高校時代は箕面自由学園で野田コーチにチアを習っており、師匠と弟子の関係であることをお伝えしました。

 

師匠と弟子の関係でありながら、お互いライバル校のコーチという間柄。

 

師匠は弟子には負けたくないだろうし、弟子は師匠に勝って恩返しがしたいという思いは見ていて熱くなりますね。