野田一江さんをご存知でしょうか。
これまで何度もテレビには出演されているのですが、野田一江さん個人をフューチャーした番組はありません。
野田一江へのドッキリとして放送された番組はありました。
前置きが長くなりましたが、この記事では野田一江コーチの経歴がどれほどすごいのかをお伝えするとともに、野田一江コーチが育てた人物についてもご紹介します。
野田一江コーチとは
野田一江さんは女子チアリーディング界では有名なコーチです。
箕面自由学園高校チアリーディングの名コーチで、なんと全国優勝31回を誇っています。
野田一江コーチのプロフィールは次のようになります。
野田一江コーチのプロフィール
今夜11時は『セブンルール』✨
全国優勝30回以上!
箕面自由学園高校チアリーディング部監督・野田一江さんに密着👀
チア経験ゼロから、チームを日本一へと導いた秘訣とは?7つのルールに迫ります。#カンテレ pic.twitter.com/IW6mRDSDf9— カンテレ (@kantele) February 4, 2020
本名 | 野田一江 |
生年月日 | 55歳(2020年2月4日現在) |
出身地 | 大阪府 |
最終学歴 | 同志社女子大学学芸学部音楽学科クラリネット専攻 |
野田一江コーチですが、2020年2月4日現在55歳です。
出身は、同志社女子大学学芸学部音楽学科クラリネット専攻で運動系の学部ではなく、音楽専攻となっています。
音楽を専攻していた野田一江コーチですから、 学生時代にチアリーディングをしていた経験もないそうです。
では、どのような経緯でチアリーディング部の講師になったのか気になるところです。
【経歴】野田一江コーチがチアリーディングに関わるきっかけ
箕面自由学園チアリーダー部、ものすごい人数! 競技チアは生で見ると大迫力! pic.twitter.com/JWjaiYXgWP
— エビフライ飯・ザ・スキンヘッド (@ebifuraihan) September 15, 2019
野田一江コーチは音楽を専攻しており、箕面自由学園高校に赴任するまでチアリーディングの経験はありません。しかし、あるひょんなきっかけでチアリーディング部のコーチを務めることになります。
それは、箕面自由学園高校に音楽担当の非常勤講師として勤めていた時のことです。
当時、箕面自由学園高校にはチアリーディングはありませんでした。しかし、アメリカンフットボール部を応援するという目的でチアリーディング部が創設されたとのこと。
おそらくですが、応援部は吹奏楽とチアの関わりが深いので、音楽担当の野田一江コーチに声がかかったのではないかと思います。
野田一江コーチは、チアリーディングの経験はなかったもののアメリカンフットボールを応援するチアリーディングの映像を参考に見よう見まねでチアリーディングを学んでいたとのことです。
そして、ここから野田一江コーチの快進撃が始まります。
⏰このあと夜11時~放送⏰
『セブンルール【全国優勝31回!日本一常連の箕面自由学園高校チア部監督に密着】』✨https://t.co/1TmCzwaizg#fujitv #セブンルール #青木崇高 #本谷有希子 #YOU #若林正恭(#オードリー)@7rules_ktv pic.twitter.com/VeU7cXRtgE— フジテレビ (@fujitv) February 4, 2020
驚くことに、チアリーディング部が創部されてから6年後には全国制覇を成し遂げているのです。
25歳の時にチアリーディングのコーチに就任して、現時点で全国優勝31回というのですから、ほとんど優勝しているということになります。
チアリーディングは、笑顔で演技を行っていますが動き自体はものすごく奥深いものがあります。ダンスと体操をコートにミックスしたような演技です。
部員の中には高校に入ってからチアリーディングを始める生徒も少なくないようなので、たった2年間で全国優勝をするまでの実力を身につけるというのは本人の努力はもちろんのこと教えるコーチ陣の力量もすごいことだと思います。
そして、チアリーディングの世界で箕面自由学園高校は常勝チームで、チアリーディングを行っている全国の高校の目標とされていますので、「勝って当たり前」というプレッシャーがあるとのことです。コーチだけでなく、演技を行う生徒にもプレッシャーはあることでしょう。
チアリーディングの世界で全国の目標とされる箕面自由学園高校ですが、30回以上の優勝をするということは、大勢の高いスキルを持った生徒がたくさん卒業しているということにもつながります。
中には、野田一江コーチと同じチアリーディングのコーチとして活躍されている方もたくさんいます。
その中の一人をご紹介します。
ライバル梅花学園チアリーディング部熨斗香里コーチ
箕面自由学園高校チアリーディング部は全国優勝を30回以上していることは既にお伝えしました。そして、箕面自由学園高校チアリーディングの宿敵のライバルが同じ大阪に存在します。
それは「梅花高校」です。
大阪の予選だけでなく、全国優勝を毎年のように争っているのが同じ大阪にある箕面自由学園高校と梅花高校なのです。ちなみに、梅花高校は女子大学もチアリーディングで有名です。 更に言えば、中学から大学までの一貫校でもあります。
2019年の全国大会で梅花高校(レイダース)は箕面自由学園高校(ゴールデンベアーズ)を下して、全国優勝を成し遂げています。
その、梅花高校(レイダース)を率いるのが梅花高校チアリーディング部コーチの熨斗香里(のしかおり)コーチです。
出典:https://www.asahi.co.jp/aphorism/backnumber/baika.html
熨斗香里さんについては、下記でまとめていますので御覧ください。
2010年頃、所ジョージさんがMCを務める「所ジョージの笑ってこらえて」にて、チアリーディングの旅が放映されていました。
当時から箕面自由学園と梅花はライバル関係にあるということは度々放映されていました。
その中でも熨斗香里コーチについて語られていましたが、実は熨斗香里コーチは箕面自由学園高校チアリーディング部出身なのです。
そうです、野田一江コーチの教え子だったのです。
熨斗香里コーチ率いる梅花高校が野田一江コーチ率いる箕面自由学園を下して全国優勝したということは、まさしく親孝行をしたことになりますね。
野田一江コーチはキムタクファン
野田一江コーチについては、2017年部員からの大きなプレゼントがありました。
それは、明石家さんまさんが MC を務める正月番組「さんま玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」にて、野田一江コーチの夢を生徒たちが叶えたのです。
出典:https://ameblo.jp/yutaka-aiten/entry-11976202135.html
野田一江コーチの夢というのが「木村拓哉」さんに会うこと。
番組内で野田一江コーチは夢を叶えられ大喜びをしていた姿が印象的でした。
まとめ
野田一江コーチはチアリーディングの経験はないため自己流でチアリーディングをスタートさせています 。しかし、その後の活動は見事で日本のチアリーディング界に大きな影響を与える存在となっています。
そして、野田一江コーチの教えを受けた教え子たちが コーチとなり、チアリーディングの裾野を広げているところに大きな価値があると考えます。
野田一江コーチは技術だけでなく「人」としての教育がしっかりとできる人物なのだろうと考えます。