既婚者でアドレスホッパーって何?妻子実家に預けるって育児放棄じゃないの?

これまで、アドレスホッパーについては数回にわけてご紹介してきました。

 

アドレスホッパーとは何?ノマドワーカーとの違いや仕事内容に違いはある?

アドレスホッパーの住民票登録は可能?住民税等税金の支払いはどうなる?

アドレスホッパーとホームレスは同じ?それとも何が違う?

 

今回は、アドレスホッパーを名乗っていろものの「既婚者で妻子がおり、妻子が実家暮らし」の場合についてお伝えします。

既存者で妻子持ちでもアドレスホッパー?

 

ここ数年テレビなどメディアでアドレスホッパーを特集することが増えてきており、アドレスホッパーという言葉を耳にする方も増えてきたと思います。

 

しかし、テレビで紹介される場合、紹介の仕方によって、アドレスホッパーに対するイメージは良くなったり、悪くなったりします。

 

筆者が知っている限りではこれまで、フジテレビの「めざましテレビ」、日本テレビの「zip」と「news zero」で特集が組まれています。

 

その中で、アドレスホッパーに悪いイメージを持たれた特集があったようです。

 

「news zero」ですね。

 

この番組の特集では、妻子がいる既婚者男性を取り上げたようなのです。

それも、「妻子は実家暮らし」。

 

「妻子は実家暮らし」で旦那だけ日々転々とした生活を送るアドレスホッパーって聞いても「あなた何をいってるの?」となりますね。

 

実際、多くのコメントが寄せられており、まとめると次のような主旨です。

「ただのおしゃれなホームレスのよう」

「ただの住所不定」

「育児放棄」

「無責任」

など

 

他の記事で「アドレスホッパーとホームレスの違い」についてお伝えしています。

 

アドレスホッパーは固定の家は持たないものの職はもっており、それなりの収入もあります。税金についても支払っているので、普通の生活と大きくは変わらず、ただ固定の住む家を持たないだけです。

 

住民票についても実家やシェアハウスで登録している場合が多いので、社会生活を行う上では大きなハンディはありません。

 

妻子がいたとしても、子供が小学校に通うまでであれば問題ないでしょう。

 

しかし、冒頭でお伝えしたように、妻子は実家暮らしで旦那だけ毎日泊まる家を転々としている場合はアドレスホッパーと読んでもよいのでしょうか?

 

「育児放棄」「無責任」と言われても仕方ない気がします。

 

ただ、ここで気になることがあります。

 

それは、「テレビ局はあえて既婚者で妻子は実家暮らしをする男性をアドレスホッパーとして取り上げる必要があったのか」ということです。

 

番組の中でアドレスホッパーを紹介する時、アドレスホッパーとは何かについて紹介していると思います。

 

アドレスホッパーの定義からすると「既婚者で妻子は実家暮らしをする男性」はちょっとニュアンスが違うことは感じたと思うのです。

 

それなのにあえて取り上げたのは、「批判コメントを期待した」と考えられるのではないでしょうか?

 

アドレスホッパーのイメージを悪くするために特集を組んだのでしょうか?

 

そうだとしたら、取材に協力したアドレスホッパーの方からすると迷惑でしかないですね。

 

ネット上の声

 

 

まとめ

 

妻子がいる既婚者で、妻子は実家暮らしをしている男性をアドレスホッパーって読んでも良いのかについてお伝えしました。

 

住民票は実家で登録し、妻子を含めて家族でキャンピングカーで旅する生活をしているだったらわかりますが、妻子は実家で暮らして、旦那だけ決まった家がない生活というのはちょっと違うのではというのが筆者の意見です。

 

意見はひとそれぞれ違うと思いますが、一つの方向に誘導するような特集はいかがなものでしょうか?