日田市を流れる玖珠川・三隈川氾濫で天瀬町は浸水・道路陥没・崖崩れ等被害多数!

九州地方に連なる線状降水帯の影響で福岡県、長崎県、大分県では大きな影響を受けています。

 

大分県では筑後川に大量の水が流れたため、一部で氾濫するなど影響を受け、筑後川とつながる日田市内を流れる玖珠川や三隈川も各地で氾濫しています。

 

日田市にある天瀬町では浸水、道路陥没、崖崩れなどの被害が生じていますので、被害状況を画像や動画を交えてお伝えします。

 

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筑後川が氾濫で玖珠川と三隈川にも影響

 

筑後川は熊本、大分、福岡、佐賀県を流れる一級河川で長さは143mあります。

 

筑後川は熊本県から大分県に入り、日田市で玖珠川と合流しており、筑後川と玖珠川は三隈川と大きな関係しています。

 

三隈川はwikipediaでは次のような関係が記述されています。

 

三隈川(みくまがわ)は、一級河川筑後川本流の上流部のうち、大分県日田市内の玖珠川との合流点より下流で、夜明地区周辺(主に大肥橋)より上流の区間の呼び名。

 

今回は築後川が氾濫するような被害が生じたことで、玖珠川と三隈川にも次のような影響が発生しています。

 

玖珠川の氾濫による影響

 

まず最初は、平時の玖珠川の様子から御覧ください。

 

 

そして、日田市天瀬町の実家が流されたという「ぱっち。」さんによるツイートです。

 

「えっ!」と声が出てしまいそうな衝撃を受けます。

 

家の一階部分が流されている状況も衝撃的ですが、民家の間を流れる玖珠川の勢いが凄すぎます

 

川を流れる橋が映っていますが、川から流れてきた瓦礫がが橋に集まっている様子が伺えます。

 

これだけの水の勢いに加えて、瓦礫が橋にぶち当たると橋も持ちこたえられないのも無理ないと感じますね。

 

下記も天瀬町を流れる玖珠川の様子ですが、どこまでが川かもわからない状況です。

 

このような状況の場所にいらっしゃった住民の方々は本当に怖かったと思います。

 

人命が失われていないことをお祈りします。

 

下記は、車の中で撮影した動画ですが、崖崩れが発生しているようで思うように進めないようです。

 

もはや川と街が一体化してしまい、湖の中に民家が建っているようです。

 

下記についても、どこまでが川なのかわからないよう状況ですね。

 

 

そして、最後が鉄橋が流されている様子です。

 

鉄橋が流される前と後の画像なので、違いがよくわかります。

 

でも、鉄橋が流されれたことで、今後の日常生活への影響が気になります。

三隈川の氾濫による影響

 

まず最初は、日田市郊外にあるトライアルの浸水と玖珠から天ヶ瀬につながる道路の陥没の様子です。

 

トライアルに関しては、浸水しているのは膝下くらいでしょうか?

 

ただ、店舗の周りにある草木を一緒にみると、水が溜まっているところは駐車場だと思いますが、池の中に店舗があるように感じます。

 

また、道路陥没はちょっと衝撃的ですね。

 

陥没した道路の長さは10mほどでしょうか。

 

深さは5m以上あるようで、道路のしたにあった土は全て亡くなり、大量の水が流れています。

 

道路の復旧には時間を要しそうですね。

 

下記は屋形船4隻が流される様子です。

 

川幅も広いですし、水流もすごく速いので、屋形船は厳重に止めてあったと思いますが、川の流れの勢いに負けてしまったようです。

 

また、天瀬町では崖崩れが発生しています。

 

 

現在通行止めなのはもちろんですが、しばらく通行するのは危ない状況です。

 

まとめ

 

日田市を流れる玖珠川と三隈川が氾濫したことで多くの被害が発生しました。

 

この記事では、玖珠川と三隈川に分けて被害状況をお伝えするとともに、日田市天瀬町で発生した浸水や道路陥没、崖崩れ等についてもお伝えしました。

 

まだまだ雨は続き混ます。

 

地盤が緩んでいますので、これまで以上に注意して頂き、早い段階での避難を心がけていただければと思います。